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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
マイクロソフト、修正パッチの事前通知を4月からより詳しい内容に

 マイクロソフトは4日、月例パッチなどのセキュリティ情報の事前通知について、提供情報をより詳しくする変更を行なうと発表した。これまで、事前通知では「Windows関連5件、最大深刻度は緊急」といった形で情報をまとめて提供していた形式を改め、各セキュリティ情報ごとの細かい事前情報を提供する。新しい形式での提供は、4月6日(日本時間)の事前通知から実施される。

 マイクロソフトでは、毎月第2水曜日に実施している月例のセキュリティ更新プログラム(パッチ)の公開に先立って、その直前の金曜日に修正パッチの内容を事前情報として公開している。これまで、事前通知の内容は、「Windows関連5件、Office関連3件。最大深刻度は緊急」といった形で、全ての修正パッチがまとめられた形で提供してきた。この内容について、4月の事前告知からは修正パッチごとにより詳しい内容を提供する。

 新しい事前通知では、公開を予定している修正パッチに仮の番号を付け、各修正パッチごとに最大深刻度、影響を受けるソフトウェア、脆弱性の影響、修正パッチの適用を確認するツールでの対応状況などを公開する。修正パッチの仮番号は、公開後に実際の修正パッチに付けられた名称(MS07-001など)と対応できるようにする。また、月例の修正パッチ以外に緊急にリリースされる修正パッチについても、同様に事前情報を公開する。

 マイクロソフトでは、修正パッチの公開前により詳しい情報が欲しいという企業のセキュリティ担当者などのニーズに応えるため、事前通知の内容を変更したとしており、今後さらに事前通知のプロセスを改善していくとしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3013
  マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知
  http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/advance.mspx


(三柳英樹)
2007/04/04 12:29
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