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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
アクセス情報を組織名や地図で確認できる解析サービス「なかのひと」

なかのひと
 地図連動型のアクセス解析サービス「なかのひと」ベータ版が4月18日に公開された。ユーザー登録後に取得できるアクセス解析用のHTMLタグを設置するだけで無料で利用できる。

 「なかのひと」は、自分のブログやホームページにアクセスした情報のうち、ドメイン情報と経緯度情報に特化して解析できるサービス。ドメイン情報はwhoisの結果データを利用し、ドメインではなく企業名や組織名でアクセス情報を確認できる。

 取得した組織名のドメイン情報に含まれる住所データとYahoo! JAPANの地図APIを組み合わせ、アクセス元を地図上で表示する機能も搭載。ただし、ドメインに登録された情報によっては支社や支店などからのアクセスも本社や本店などとして扱われるため、完全なアクセス元を把握できるわけではないという。

 HTMLタグを使って設置したブログパーツには地図が表示され、サイトへのアクセス状況を確認できる。なお、表示するのは概要のみで、詳細データを確認できるのは設置したユーザーのみ。

 アクセス解析の上限は月間30万PVを予定するが、現在のところは無制限。また、現在は住所変換可能な組織情報のみ対象とするが、利用者が住所データを登録することで対象データも順次拡充していくという。利用は無料だが、有料サイトや会員制サイトでの利用は対象外。

 「なかのひと」の開発、担当を務めるなかのひと運営委員会では、情報量が多く、表示される情報も英語が多い「Google Analytics」などのアクセス解析サービスに対し、「なかのひと」では組織情報と地図に特化することでより詳細な情報が得られると説明。他のアクセス解析サービス補完として併用が望ましいとしている。


アクセス情報を地図で確認できる アクセスした組織情報の表示例

関連情報

URL
  なかのひと
  http://nakanohito.jp/


(甲斐祐樹)
2007/04/18 15:17
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