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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
NTTBP、外出先情報を配信する「Wi-Fine」。10分限定の無料ネット接続も

Wi-Fineトップページ

PDAからアクセスしたところ
 NTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)、京浜急行電鉄(京急)、首都圏新都市鉄道(TX)、プロントコーポレーション(プロント)の4社は、利用エリアに合わせた情報を無料配信する「Wi-Fine」を開始する。同プラットフォームを通じて、1日1回10分間、インターネットを試用できるサービスも9月末までの期間限定で実施される。

 Wi-Fine(ワイファイン)は、利用エリアに応じた情報をユーザーに対して配信できるプラットフォーム。NTTBPのセンターにあるゲートウェイ装置と、公衆無線LANエリア単位で設定するVLAN情報によって、企業や業種、地域、スポットといったエリアに分類し、区分に合わせた情報を配信できるという。また、将来的にはエリア広告などへの活用も視野に入れる。

 サービス開始当初は、京急の各駅(改良工事中の駅を除く)と、つくばエクスプレスの全駅と2000系列車、プロント、カフェソラーレの全国114店舗が対応。京急では運行・沿線情報、つくばエクスプレスでは運行情報と期間限定の楽曲ダウンロード配信サービス、プロントでは音楽ストリーミング番組を、エリアコンテンツとして用意するほか、ニュースや天気予報といった共通コンテンツも表示される。

 Wi-Fineへのアクセスは、無線LAN機能を持った端末で検出したアクセスポイント「wifine(TXは「tsukuba」)」を選択することでアクセスが可能になり、同時にWebブラウザ上にWi-Fineの画面が表示される。動作を確認した端末は、Windows Vista/XP、Windows Mobile 5、Mac OS X、Symbian OSを搭載する端末で、携帯ゲーム機などへの対応も進めるとしている。

 1日1回10分間、インターネットを利用できる「お試しインターネット」は、7月4日から9月末日の期間限定で実施されるもの。Wi-Fineのトップページからお試しインターネットのページにアクセスし、ユーザー名とメールアドレスを登録すると、インターネットアクセスが可能になる。

 10分を経過すると同日中は他のWi-Fineエリアを含めて、お試しインターネットは利用できなくなる。お試しインターネットの利用可能なエリアは、プロント・カフェソラーレでは首都圏等の一部店舗に限定される。また、つくばエクスプレスは7月下旬から提供を開始する。なお、10月以降に関しては、ユーザーの反応を見ながら対応を検討するという。

 4社では、Wi-Fineを通じて、無線LANの利用シーン拡充や公衆無線LANサービスの認知度向上を図りたい考え。サービスエリアに関しては、NTTBPが運用する公衆無線LANエリアのうち、全国にある空港や鉄道、喫茶店などでも拡大を予定するとしている。

 なお、Wi-Fineというプラットフォーム名称は、「Wi-Fi」と「Fine」を組み合わせた造語だという。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.ntt-bp.net/pc/company/news/070703.html
  Wi-Fine サービス概要ページ
  http://www.ntt-bp.net/pc/wi_fine/index.html

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(村松健至)
2007/07/03 17:21
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