デジタルコンテンツ協会(DCAj)は、日本におけるデジタルコンテンツ市場の分析をまとめた「デジタルコンテンツ白書2003」を6月25日に発刊する。価格は4,500円。
白書では、2002年のデジタルコンテンツ市場が2兆573億円と2001年の1兆9,034億円から108.1%増加し、市場規模がはじめて2兆円を突破したと推計している。その内訳は、DVDなどの映像系コンテンツが2001年度比113%増の3,399億円となったのをはじめ、オンラインゲームでは「ファイナルファンタジーXI」の発売により、同比422.8%増の60億円になったとしている。
また、ADSLなどブロードバンド回線を含むインターネット通信回線の2002年の市場規模が1兆6,288億円と2001年比133.4%と推測。引き続き、2003年においてもDSL事業者間の加入者獲得競争や、IP電話サービスに本格的な開始によりネットワークサービス市場の拡大が見込まれ、DCAjでは2003年は2兆751億円に到達すると予測している。
■ URL
デジタルコンテンツ協会
http://www.dcaj.or.jp
関連記事:2002年のデジタルコンテンツ市場は1兆8,872億円~「デジタルコンテンツ白書2002」[InternetWatch]
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/0731/dcaj.htm
関連記事:2001年の市場規模は12兆256億円に~「デジタルコンテンツ白書2001」発刊[InternetWatch]
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2001/0718/dcaj.htm
(村松健至)
2003/06/24 15:47
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