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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
フュージョン、IP網を利用して国内3分8円で通話できる直収電話サービス

 フュージョン・コミュニケーションズは、7月2日より広域イーサネット回線を用いた法人向け電話サービス「直収IP固定電話サービス」を開始する。現在利用している一般加入電話番号がそのまま利用可能で、国内は3分8円で通話できる。

 直収IP固定電話サービスは、プロバイダー各社などが提供するIP電話サービスとは異なり、NTT東西の一般加入電話回線の代わりに利用できる電話サービス。そのためNTT東西へ支払う加入電話の基本料金なども必要ないほか、携帯電話へも通話できる。番号ポータビリティに対応しており、現在利用している0AB~J番号(東京23区の場合03-XXXX-XXXX)をそのまま利用できる。

 サービスメニューは発着信ともに利用できる基本プランと、着信専用プランの2種類を用意。基本プランでは0AB~J番号による発着信が可能で、通話料金は全国一律3分8円、海外は米国の場合で1分8円、携帯電話は1分20円となる。また、フュージョンのIP電話サービス「FUSION IP-Phone」の050番号へ発信することもできるが、この場合3分8円の通話料金が必要になる。

 着信専用プランは、FUSION IP-Phoneとの併用を前提としたサービス。0AB~J番号では着信のみで発信はできないが、FUSION IP-Phoneを利用することで一般加入電話や携帯電話などに発信できる。ただし、FUSION IP-Phoneの通話対象外となる110、119といった特別番号やPHSには通話できない。

 基本プランの月額料金はフュージョンの構内アクセス回線を利用する場合、回線料金が20,000円、最大50ポートまでの基本使用料が5,000円、固定電話の番号ごとに100円で、ポートの基本使用料は最大ポート利用数によって異なる。広域イーサネットはフュージョンのほか、提携事業者の回線も利用できる。着信専用プランは固定電話の番号ごと月額200円のほか、FUSION IP-Phoneの料金が別途必要になる。


サービスイメージ

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URL
  ニュースリリース
  http://www.0038.net/press/nw030626.html

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(甲斐祐樹)
2003/06/26 15:51
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