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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
マイボイスコム調査、半数以上がSecond Lifeを認知するも利用者は1.7%

 マイボイスコムは28日、米Linden Labの3Dバーチャルコミュニティ「Second Life」の利用に関する調査結果を公表した。

 この調査は、2007年8月1日から5日にかけてマイボイスの「MyVoice」登録ユーザーを対象に行なったもの。有効回答者数は12,386名で、男女比は男性が46%、女性が54%。年代別では10代が2%、20代が18%、30代が38%、40代が28%、50代以上が14%。

 Second Lifeの認知については、「名前を聞いた事もない」が41.2%と最も多いものの、「利用したことはないが内容は知っている」が31.6%、「名前を聞いたことがあるが内容は知らない」が25.4%、「利用したことがある」が1.3%、「頻繁に利用している」が0.4%となり、Second Lifeを認知しているユーザーは半数以上であるものの、利用者は1.7%に留まっている。

 Second Lifeを利用していないユーザーを対象としたSecond Life利用意向については、「あまり利用したくない」が51.1%と最も多く、以下「機会があったら利用したい」が19.8%、「条件が変わったら利用したい」が14.6%、「絶対に利用しない」が13.1%と続く。

 Second Life内での利用意向については、「アバターを作りたい」が29.4%と最も多く、このほかでは「自分の土地を購入したい」が28.5%、「自分の街を作りたい」が27.7%などが続く。また、Second Lifeのイメージでは「わかりにくそう」が37.6%と最も多く、以下「登録の手続きがわかりにくい」が22.0%、「運営会社の情報がよく見えず不安」が21.7%、「外国の人と言葉が通じない」が19.4%と続く。

 回答ユーザーからのコメントでは、利用の意向を示すユーザーからは「気軽にセカンドビジネスが行なえそうだから」「今までにないとてもユニークな発想だと思う」「新しいことであり興味がある」「高スペックなパソコンでないと動作しなそう」「セキュリティ面や金額が心配」といったコメントが寄せられている。また、利用しない意向のユーザーからは「やり方がわからない」「マスコミ先行でブームと言っているが面白さが伝わらない」「時代は既にSecond Lifeを見放している」「米ドルと両替が可能という部分に怪しさを感じる」といったコメントが寄せられている。

 このほか、回答ユーザーのインターネットの活用方法については、「インターネットでよく買い物をする」が66.3%と最も多く、以下「オンラインバンクの口座を持っている」が61.4%、「旅行の手配をインターネットで行なう」が60.5%、「乗り物の時間や乗り換えを調べる」が60.3%と続いている。


Second Lifeの認知 Second Lifeの利用意向

関連情報

URL
  セカンドライフの利用に関する調査結果
  http://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/10902/index.html

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(大久保有規彦)
2007/08/28 14:28
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