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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
米Linden Lab、Second Lifeに任意利用の個人認証システムを導入

 米Linden Labは29日(米国時間)、バーチャルコミュニティ「Second Life」に個人認証システム(Identity Verification:IDV)を導入すると発表した。同社では29日付けでベータテストを開始した。

 Second Lifeに導入されるIDVは、認証技術やデータサービスを提供する米Aristotle社のID認証技術「Integrity」を利用したもの。Second Life内には18歳以上のユーザーに限定したコンテンツも提供されており、IDVの導入によって、これらコンテンツに18歳未満のユーザーがアクセスできないように制限することが可能になる。IDVの利用は任意だが、制限が設けられたコンテンツにアクセスする場合には全ユーザーが認証を行なう必要がある。

 認証には、運転免許証やパスポート、国民IDカードの番号、社会保障番号の下4桁などの入力が必要で、個人情報に関連した項目を照合するため、公的なデータベースとの間で二重チェックも行なうという。また、認証プロセスはSecond Lifeの「マイアカウント」上で行なわれ、処理は2分以内に終了するとしている。

 なお、入力された個人情報は年齢などのID要素を確認するために利用され、Linden LabやIntegrityに保存されることはないという。


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URL
  ニュースリリース(英文)
  http://lindenlab.com/press/releases/08_29_07

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(村松健至)
2007/08/30 13:13
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