マイクロソフトは、無料Webメールサービス「Windows Live Hotmail」のメールボックス容量を5GBに拡大したと発表した。合わせて、機能追加やOutlookとの連携強化も実施した。
Windows Live Hotmailのメールボックス容量は従来2GBだったが、今回の発表に合わせて5GBへと拡大。また、Windows Liveサービス共通のユーザーインターフェイスを採用し、新しいヘッダの適用を行なっているという。
機能面では、不在時の自動応答機能、他のWindows Live Hotmailアカウントへの自動転送、アドレス帳の重複登録回避機能、迷惑メール対策機能が追加・強化された。加えて、Outlookから送信された会議出欠依頼のメールに対して出欠を返信するとともに、Windows Live Hotmail内のカレンダーに予定を反映できるようになった。
また、有料サービス「Windows Live Hotmail Plus」では、メールボックス容量が4GBから10GBに拡大。メールの自動転送機能は、Windows Live Hotmail以外のアカウントにも転送が行なえる。なお、送信時の添付ファイル容量はWindows Live Hotmailが10MBまで、Windows Live Hotmail Plusが20MBまで。
このほか、正式提供を開始した「Outlook Connector」を利用した場合は、OutlookからWindows Live Hotmailの閲覧や管理が可能。また、Windows Live Hotmailのメールやアドレス帳、メールフォルダの同期にも対応する。