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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
アイパスが公衆無線LANの利用動向データを公開。日本は世界7位

 アイパス・インクは、世界における公衆無線LANの利用動向指数「iPass Wi-Fi Hotspot Index」を発表した。全世界での公衆無線LAN利用率は約半年で68%増加しており、国ごとの利用率では日本が世界で7番目だという。

 「iPass Wi-Fi Hotspot Index」は、iPassが国際ローミングを行なう全世界3,500社のユーザーから収集した、約200万におよぶセッションデータに基づいて算出した調査データ。全世界での公衆無線LANの利用率は2006年後半から2007年前半までに68%増加、前年同期比では44%増加したという。

 公衆無線LANの利用率が最も高いのは米国で、全体の56%を占めているが、利用増加率では欧州が米国を上回っており、利用率でも前年の31%と比べて36%にまで伸びている。また、豪州は利用率が700%以上増加し、全世界で8番目に利用率が高い国となっている。

 利用率が高い場所は空港で、利用率上位5位まではいずれも空港。利用時間も長時間化しており、1日の平均利用時間は前年の70分から25%増の87分となった。米国ユーザーは1日約90分利用しているが、中国や韓国では1日約3時間以上接続しているという。

 利用率が全世界7位の日本でも、利用率TOP5は成田空港が1位、羽田空港が2位と空港の利用率が高く、成田空港は全世界でも19番目の利用率。3位はJR東京駅、4位はJR仙台駅と空港・駅の利用率が高い中、第5位はマクドナルド川崎中原店がランクイン。マクドナルドは10位にも港南中央店がランクインしている。

順位 場所
1位 成田空港
2位 羽田空港
3位 JR東京駅
4位 JR仙台駅
5位 マクドナルド武蔵中原(川崎)
6位 大阪国際空港
7位 ヒルトンホテル(大阪)
8位 JR大宮新幹線(埼玉)
9位 ヒルトンホテル(成田空港)
10位 マクドナルド港南中央(横浜)
日本で公衆無線LAN利用の多い場所トップ10(2007年前半)


関連情報

URL
  iPass: iPass Wi-Fi Hotspot Index
  http://www.ipass.com/pressroom/pressroom_wifi.html


(甲斐祐樹)
2007/09/28 11:57
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