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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
ソフィア、11b/g、W-SIM、ICカードリーダー内蔵の電子POP端末を開発

nanica7
 ソフィアモバイルは12日、IEEE 802.11b/g準拠の無線LAN機能やICカードリーダーなどを搭載した電子POPシステム対応端末「nanica7(ナニカセブン)」を開発したと発表した。2008年2月頃の販売開始を予定しているという。

 nanica7は、CPUにFreescaleのi.MX31を、OSにWindows CE 5.0を搭載する端末。通信機能では、IEEE 802.11b/gに準拠した無線LAN機能や、ウィルコムのPHSコアモジュール「W-SIM」に対応したPHSデータ通信機能を搭載するほか、ICカードリーダーライターを内蔵する。

 また、メモリはRAMに64MBのDDRを、ROMに128MBのフラッシュメモリを内蔵。モニターは、800×480ピクセル表示が可能な7インチTFTカラー液晶を搭載する。このほか、インターフェイスにはSDカードスロット、USBを装備する。ソフトウェア面では、WMV形式の動画ファイルが再生可能で、DRMもWindows Media DRM10をサポートする。本体サイズは210×35×8140mm(幅×奥行×高)で、重量は約600g。

 ソフィアモバイルでは、nanica7について店頭や飲食店にて動画広告を配信する電子POP端末として利用できるほか、ICカードリーダーを利用してICカード対応の携帯電話をかざして割引クーポンの発行や、動画による商品解説などといったプロモーションも可能だとしている。

 2007年内に百貨店やドラッグストア、レンタルビデオ店でのフィールドテストを実施し、2008年2月頃の販売を目指す。nanica7の端末価格は69,800円、システムASP価格はnanica7台につき月額9,800円を予定する。


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URL
  ニュースリリース
  http://smobi.jp/press/071112.html

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(大久保有規彦)
2007/11/12 15:11
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