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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
アッカが2.5GHz帯割当にコメント。MVNOによるサービス事業モデルに転換

 アッカ・ネットワークスおよびアッカ・ワイヤレスは21日、同日に発表された2.5GHz帯の免許割当に関する意見表明を行なった。

 2.5GHz帯を利用した広帯域移動無線アクセスシステム(BWA)に関しては、アッカ・ワイヤレスのほかにKDDI系列のワイヤレスブロードバンド企画、ソフトバンクとイー・アクセスによるOpenWinがWiMAX技術で、ウィルコムが次世代PHS技術で免許申請を行なっていたが、12月21日に行なわれた電波監理審議会の会合では「ワイヤレスブロードバンド企画とウィルコムへの割り当てが適当」との答申が行なわれた。

 これを受けてアッカ・ワイヤレスでは、「新規事業者であり、実現性が高く堅実な事業計画やオープンなMVNOを提唱した当社が評価を受けなかったことは誠に遺憾」とコメント。今後WiMAXを含むモバイルブロードバンド事業は基本戦略を堅持しながら引き続き実現に向けて取り組むとの方針を示した。

 WiMAXに関しては「この度認定された事業者により提供されるオープンなMVNOを活用する」と、KDDIからのMVNOに期待。これに伴い事業計画は当初予定していた大規模なインフラ事業モデルから、小規模な投資による付加価値ベースのサービス事業モデルへ転換するとした。

 なお、モバイルブロードバンドに関してはWiMAXのみにこだわるのではなく、他の技術に関しても検討を進める。また、将来的に他の周波数帯割当が行なわれる場合には、その帯域での認可申請を行なう選択肢もあるとした。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.acca.ne.jp/release/071221.html

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(甲斐祐樹)
2007/12/21 17:35
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