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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
KDDI、CDMA 1X WIN通信モジュール内蔵のPC向けデータ通信定額プラン

 KDDIは、CDMA 1X WIN対応の通信モジュールを内蔵したPC専用のデータ通信定額プラン「WIN通信機能搭載PC定額」を3月24日に開始する。月額料金は2,205円~5,985円で、別途プロバイダーとの契約が必要になる。

 「WIN通信機能搭載PC定額」は、EVDO Rev.0方式に対応した下り最大2.4Mbps、上り最大144kbpsの定額制データ通信サービス。CDMA 1X WIN対応の通信モジュールを内蔵したPCに特化したプランになる。

 KDDIが2007年12月に開始した「WINシングル定額」は、通信方式がEVDO Rev.A、通信速度が下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbpsとなり、「WIN通信機能搭載PC定額」と仕様が異なる。ただし、月額料金はシンプルコースと同額の月額最大5,985円となり、フルサポートコースの最大6,930円と比べた場合の月額料金は安くなる。また、通信モジュールをPC側が内蔵するため、通信カードを購入する費用は発生しない。

 トラフィック制御機能に関しては、「WINシングル定額」と同様に搭載。回線の混雑時に大容量データを送受信する場合には自動で通信速度が制御されるほか、一定時間内に著しく大量なデータ通信をした場合、切断される場合もある。

 基本使用料は月額2,205円で、パケット通信料は0.0525円/パケット。パケット通信料の上限は3,780円となり、基本使用料との合計上限値は月額5,985円。また、PacketWINタイププロバイダーとの契約も必要。KDDIの「au one net」の場合は月額682円だが、「ひかりone」やADSL加入時は無料になる。なお、契約時には事務手数料2,835円が別途請求される。

 同プランに対応するのは、レノボ・ジャパンの「ThinkPad X61」と「ThinkPad X61s」、ダイアローグ・ジャパンの「FlyBook VM」と「FlyBook V5」の合計4機種。KDDIでは、今後も、CDMA 1X WIN対応の通信モジュールを内蔵するPCは順次拡大するとしている。

 3月24日以前は現行の従量プランのみ利用が可能。24日以降の新規受付は「WIN通信機能搭載PC定額」のみになるという。また、従量プランから「WIN通信機能搭載PC定額」へのプラン変更にも対応する。

 なお、サービス開始にあたっては、ノートPCから利用申し込みが完了するオンラインサインアップシステムを用意するという。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/0129/index.html

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(村松健至)
2008/01/29 15:07
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