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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
NTT東西、Web Caster FT6100M、Web Caster AR230のファームウェア

 NTT東日本およびNTT西日本は、無線LANカードが同梱されたワイヤレス無線LANルータ「Web Caster FT6100M ワイヤレスセット」と、ルータ「Web Caster AR230」向けに最新ファームウェアなどを公開した。両社のWebサイトより無償でダウンロードできる。

 Web Caster FT6100M ワイヤレスセットでは、Web Caster FT6100M本体と同梱の無線LANカード「Web Caster FT-STC-SH」に対しファームウェアおよびドライバソフトが公開された。

 Web Caster FT6100M本体向けの最新ファームウェアは「Ver.02.01.00」で、フレッツ・コミュニケーション利用時に、Universal Plug and Play(UPnP)を使用するセッションの選択が可能となった。また、フレッツ・グループ利用時にはセッション単位でのパケットフィルタの設定や、ポートマッピング設定機能でのポート番号の範囲指定が可能となったほか、LAN側端末に対してグローバルIPアドレスの使用が可能になったという。このほか、本体機能として設定画面用URLとして「http://ntt.setup/」の利用が可能となったほか、無線チャンネルの検索開始チャンネルが変更された。

 無線LANカード「Web Caster FT-STC-SH」向けに公開されたドライバソフト「Ver.1.3」では、NTT東西がそれぞれ提供する公衆無線LANサービス「Mフレッツ」および「フレッツ・スポット」に新たに対応した。また、無線LANカードを接続したコンピュータがスタンバイ状態から復旧した際に動作が不安定になる不具合のほか、Windows XPにおいてWPAサポートをインストール後に、無線LAN通信ができなくなる不具合が改善された。

 また、Web Caster AR230向けの最新ファームウェア「Ver2.1.4」では、ステートフルインスペクション機能を有効にした際のセッション保持時間が1分から10分に変更されるなどの本体機能の設定が改善された。このほか、PPPoE接続時に特定のパケットをWAN側で受信した場合に本体が異常動作される不具合や、フラグメント化されたUDPパケットをLAN側からWAN側へフォワード出来ない不具合が本ファームウェアを適用することで改善される。


関連情報

URL
  NTT東日本:Web Caster FT6100M向けファームウェア
  http://www.ntt-east.co.jp/ced/support/version/broadband/ft6100m/index.html
  NTT東日本:Web Caster FT6100Mステーションカード(Web Caster FT-STC-SH)向けドライバソフト
  http://www.ntt-east.co.jp/ced/support/version/broadband/ft6100m/ftstcsh.html
  NTT東日本:Web Caster AR230向けファームウェア
  http://www.ntt-east.co.jp/ced/support/version/broadband/ar230/index.html
  NTT西日本:Web Caster FT6100M向けファームウェア
  http://www.ntt-west.co.jp/kiki/download/flets/ft6100m/index3.html
  NTT西日本:ステーションカード(Web Caster FT-STC-SH)向けドライバソフト
  http://www.ntt-west.co.jp/kiki/download/flets/ft6100m/ftstcsh/index2.html
  NTT西日本:Web Caster AR230向けファームウェア
  http://www.ntt-west.co.jp/kiki/download/flets/ar230/index3.html

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(村松健至)
2003/07/11 19:01
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