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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
「BLOG of the year 2007」開催。品川祐や東原亜希、東国原知事らが受賞

今年で2回目となる「BLOG of the year 2007」
 サイバーエージェントは、2007年に最も輝いた著名人ブロガーを選出する「BLOG of the year 2007」を6日に開催した。同日開催された授賞式には、品川祐、ともさかりえ、東原亜希、東国原英夫、竹原慎二が出席し、記念の盾や花束が授与された。会場には一般の参加者もかけつけ、トークセッションに耳を傾けた。

 「BLOG of the year 2007」は、2007年にブログ界の認知度向上と普及、さらなる活性化に貢献した著名人を表彰するもので、2006年に次いで2度目の開催。同社が“ブログの日”として制定した2月6日に開催された。


「直木賞のような立派な賞に成長させたい」と藤田氏

実行委員長を務めた社長の藤田氏
 選出はWeb上で行なわれた一般投票により、「男性タレント・俳優部門」「女性タレント・女優部門」「モデル・グラビア部門」「文化人部門」「アスリート部門」の5部門から、各1名ずつが選ばれた。投票期間は2007年10月から約1カ月間で、投票総数は約3万票に達したという。

 授賞式の開催に先立ち、サイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋氏が実行委員長として挨拶。「BLOG of the yearは今年で2年目になるが、この2年間で、著名人がブログをやるのが当たり前、といわれるほどブログが普及した。アメーバブログでも、約1,500名の著名人がブログを開設してくださっている」とコメント。

 「若槻千夏さんがブログをやめた際には本当にショックだったので、みなさんには1週間に1回、1カ月に1回でもいいから更新していただいて、このメディアを発展させていきたい。賞も毎年継続し、いつかは直木賞のような立派な賞に成長させたい」と、著名人ブロガーにエールを送るとともに、賞の継続を誓った。

 また、藤田社長からブログ撤退を惜しまれていた若槻千夏も「ブログとはとてもステキな居場所だと思います。BLOG of the year 受賞者のみなさま、本当におめでとうございます」とメッセージを寄せた。


品川祐やともさかりえ、東国原宮崎県知事らがブログへの感想を語る

今回各部門で選ばれた面々
 男性タレント・俳優部門に選ばれたのは、「品川祐blog」を開設するお笑い芸人の品川祐。「本当に大変立派な賞をいただきましてすいません。今のうれしい気持ちはぜひブログで更新したいと思います。ありがとうございます!」と喜びを語った。

 女性タレント・女優部門では、「RIE TOMOSAKA OFFICIAL BLOG」を開設し、同世代の女性から支持を集める女優のともさかりえが受賞。「読者の方からのコメントで一番多いのが、“今までともさかさんのことは苦手というかむしろ嫌いだったんですが、ブログを読んで好きになりました”という内容で、それだけでもやっていた価値があったかなと思います。ありがとうございました」と苦笑しながらも、ファンが増えたありがたさを語った。

 モデル・グラビア部門では、柔道家の井上康生と結婚して注目を集めている東原亜希が選ばれた。東原は自身のブログ「ひがしはらですが?」で井上との結婚生活について触れることもあり、「今はモデルもグラビアもお仕事をしていないのですが、この部門に選んでいただいて恐縮です。アメブロを始めて1年ほどですが、読んでくださる読者の方がいらっしゃるからここまで続けられたと思っています。これからは、ともさかりえさんのような主婦ブログを目指してがんばりますので、温かく見守っていただければと思います」とやや照れながらコメントした。

 文化人部門では、「新そのまんま日記!」を運営する東国原英夫宮崎県知事が受賞。「本日は栄えある、最先端のスタイリッシュな賞をいただき、心から御礼申し上げます。書ける範囲の中で、行政用語などは使わず、自分の正直な気持ちを平易な言葉で吐露しているつもりです」とブログ更新における心構えを披露。藤田社長に対しては「宮崎県の行政として、IT産業の企業誘致等々も含めたコラボレーションができないかなと思っております」とお礼を述べつつも、ちゃっかり宮崎県をPRしていた。

 アスリート部門で選ばれたのは、「じゃあの」で結ぶ記事が人気の「竹原慎二はブタっ鼻」を書いている元プロボクサーの竹原慎二。元ボクシングWBA世界ミドル級チャンピオンもさすがに緊張を隠せないのか、汗をかきながら「当初はブログを批判していたほうですが、やっているうちに魅力にとりつかれて、ついつい私生活をじゃんじゃん載せるようになりました」感想を述べ、「表彰されるようになって、本当に光栄であります。更新が苦痛になることもあるけれど、これからも楽しく続けていきたいと思います」とコメントした。


自身のブログに出たがる芸能人も多いが「許可を取るのが大変だから、どうしても同じ会社の芸人が多くなる」と語る品川祐
携帯で撮影した写真をほめられ、照れるともさかりえ。ブログの更新は携帯が多いため、写真が綺麗に撮れる携帯を選ぶという ブログ本「ひがしはらですが?」を2月27日に発売する東原亜希。「どうしても本にしたかった」ため、自ら願い出ての実現という

ちゃっかり宮崎をPRする東国原英夫宮崎県知事
「引退して11年になるのに、アスリートで選んでいただいて光栄です」と語る竹原慎二

特別賞に選ばれた上地雄輔は、ビデオで受賞の喜びを寄せた
 特別賞には、ブログ「神児遊助」が人気タレントブログランキングで上位をキープし続け、「ブログ王子」とも呼ばれる俳優の上地雄輔が選ばれた。ビデオメッセージでの登場となった上地雄輔は、「コメントをたくさんいただいて、キャッチボールをしているような感じであり、それでこのような賞として返ってくるとはすばらしいです。やっていてよかったと思います」とコメント。「ブログ王子」について聞かれると、当初は「いや、それは品川さんが……」と答えつつ、最後はブログ王子としてがんばる決意をしたようだ。

 著名人にとってブログは「フィルターを通さず、自分の声を直接届けられる貴重な媒体」「ファンと直接触れ合える場所」という認識が強いようで、表彰式後のトークセッションでも、等身大の自分を表現できるメリットを笑顔で語る場面が多く見られた。


関連情報

URL
  BLOG of the year 2007 受賞者決定!
  http://content.ameba.jp/blog2007/

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(すずまり)
2008/02/06 18:51
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