発表会に出席した同社社長の石井孝利氏は、今回発表したiBOXブロードメディアサーバ K モデルについて、「(大手メーカーのHDDレコーダーと比べて)感覚的に新しい機能を提供しなければならない。そこでマトリックステレビを考えた」と新機能を盛り込んだ経緯について説明した。20万円という価格についても「なぜこんなに高いか、ホームサーバーで何ができるのかを磨き上げていきたい」と述べ、機能をアピールしてiBOXを売り込んでいく考えを明らかにした。
「iBOXブロードメディアサーバ K モデル」のそのほかの仕様は、HTML4.01相当でダイナミックHTMLに対応したブラウザ、MIME対応の電子メールクライアント、動画再生機能などを搭載。100BASE-TX/10BASE-Tを2ポート装備し、ブロードバンドルータ機能とPCカードスロットに無線LANカードを装着することによる無線LANアクセスポイント機能などが提供される。また、動画編集機能やホームページ作成機能なども搭載した。本体のサイズは430×357×79mm(幅×奥行×高)で、重さは約7kg。操作用のリモコンが付属する。