ウォルト・ディズニー・ジャパンは15日、東京ディズニーシーにあるホテルミラコスタで会見を開き、NTT東日本およびNTT西日本が提供する「Bフレッツ」「フレッツ・ADSL」向けのブロードバンドコンテンツサービス「Disney BB on フレッツ」を7月22日より正式スタートすると発表した。
「Disney BB on フレッツ」は、幅広いユーザーを対象とした無料プログラムと、ユーザーニーズに合わせて開発される有料プロラグラムの2種類で構成される。無料プログラムでは、「あそぶ」「まなぶ」「みる」「きく」という目的別に分かれた4つのカテゴリーが用意され、それぞれのコンテンツは毎月更新が行なわれるという。「あそぶ」は、ディズニーのキャラクターと一緒に楽しめるゲームが用意されたカテゴリー。「まなぶ」は、様々な歌や絵本、お絵かきなどを通じて学ぶ知育コンテンツが用意されている。
ホテルミラコスタで行なわれた会見では、ウォルト・ディズニー・ジャパンの代表取締役社長の星野康二氏が、ブロードバンドビジネスの本格的な発展のためには、優良なコンテンツと快適なブロードバンド環境の組み合わせが不可欠とした上で、「そのような組み合わせをはじめて実現したのがDisney BB on フレッツであり、ミッキーマウスをはじめとしたディズニーのキャラクター達と自由に遊んだり、学んだりすることが出来る良質なコンテンツをお子様たちに経験していただければ」と、サービスの開始について抱負を述べた。
ウォルト・ディズニー・インターネット・グループのエグゼクティブ・バイス・プレジデントのマーク・ハンドラー氏も続いて発言し、「ブロードバンドはディズニーが保有する豊富なライブラリ資産を、より新しくエキサイティングな方法で紹介できる媒体」と語ったほか、「日本のブロードバンド環境は非常に速い速度で進捗しているが、Disney BB on フレッツのような、良質なコンテンツがあれば更にその速度が加速していくのではないだろうか」と、今後の日本のブロードバンド環境についての予測も示した。
なお、「Disney BB on フレッツ」では、2004年2月に東京と大阪で行なわれるコンサート「ディズニー・オン・クラシック」の模様をストリーミングライブ配信するほか、新たなコンテンツについても順次公開していく予定だとしている。