起動速度は起動時にアクセスするファイル数を大幅に削減するといった高速化対策を実施。OSにWindows XP Home Edition、CPUにPentium 4 2.66GHz、メモリ512MBのPC環境において、旧バージョンの「Sleipnir 2.6.2」と比較して約2.2倍の初回起動速度を実現したという。起動時のビュー描画や起動直後のナビゲート速度も向上、全体的な処理改善を図ったとした。
安定面ではちらつきの低減といった修正を実施し、起動中の安定性が向上したと説明。このほかユーザーから要望が多かったというスクリプト関連の修正も行なったほか、自分が作成したスクリプトからSleipnirアクションを読み出す「Sleipnir API ExecuteAction」が新たに実装された。