Broadband Watch logo
最新ニュース
【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
ネットエイジア調査、人気の動画コンテンツは「投稿系動画サイト」

 ネットエイジアは、同社が運営するFlashベースのリサーチ調査「リサーチTV」で行なった自主調査「動画コンテンツに関する利用実態調査」の結果を公開した。

 調査の対象は全国500名のPCユーザーで、男女比は男性が250名、女性が250名の1:1。年齢は15~49歳を対象としている。調査期間は4月2日から4月3日の2日間。

 動画コンテンツの視聴頻度を1年前と比較する質問では、「増えた」との回答が43.0%、「変わらない」が50.0%で、「減った」と回答したのは7.0%。増えたと回答したユーザー215名の理由では、「無料で見ることのできるコンテンツが増えたから」が69.8%と最も多く、「面白いコンテンツが増えたから」が42.8%、「インターネットの通信環境が良くなったから」が33.5%と続く。

 また、動画の視聴時間増加に伴うテレビ視聴時間の変化については、「大幅に減った」との回答が15.3%、「少し減った」が29.8%で、合計で45.1%のユーザーがテレビ視聴時間が減少したと回答している。

 複数回答形式による人気の動画コンテンツでは、YouTubeやニコニコ動画などの「投稿系動画サイト」が56.4%でトップとなり、僅差で「ポータルが運営している動画サイト」が55.2%で続く。3位以下は2位までと大きく差が開き、「映画の動画配信サイト」が14.6%、「アニメの動画配信サイト」が10.6%、「テレビ局の動画サイト」が10.4%となっている。

 男女別で見ると、女性のトップは「ポータルが運営している動画サイト」の62.0%で、「投稿系動画サイト」が57.6%。一方、男性のトップは「投稿系動画サイト」の55.2%で、女性ではトップである「ポータルが運営している動画サイト」は48.4%と50%を下回るなど、男女でポータル系動画サイトに対する違いが見られる。

 複数回答による無料動画サイトへのアクセス手段は、「ブックマーク」が45.0%で、「検索エンジン・サイト」が40.6%。動画サイトの広告やバナーによるアクセスは16.4%、動画の検索エンジン・サイトは13.6%程度となっている。

 回答者のインターネット接続環境は、「光ファイバー」が45.4%と最も高く、「ADSL 8Mなど(1.5M以上8M以下)」が11.8%、「CATV」が10.8%、「ADSL 40Mなど(24M以上)」が9.4%、「ADSL 12Mなど(8M以上12M以下)」が9.2%。ADSLを合計すると30.4%で、光ファイバーが総合でもADSLを上回っている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.netasia.co.jp/release/pc500.html

関連記事
gooリサーチ、動画共有サービスの認知度は70.5%。10代の利用が高い


(甲斐祐樹)
2008/04/09 14:36


BB Watch ホームページ
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.