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【 2009/12/25 】 【 2009/12/24 】 |
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| Wi-Fi Alliance、無線LAN携帯端末向けの認証プログラムを開始 | ||||||||||||||||
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Wi-Fi Allianceは3日、無線LAN機能を持った携帯端末向けの認証プログラム「Wi-Fi CERTIFIED Voice-Personal」および、開始から1年が経過したIEEE 802.11n ドラフト2.0の認定プログラムに関する説明会を開催した。 ■ Wi-Fiにとって音声アプリケーションは重要な分野
Wi-Fi Allianceによれば、無線LAN機能を持つ携帯端末の中で、IEEE 802.11a/b/gやIEEE 802.11n ドラフト2.0における相互接続性、WPA2によるセキュリティの認証を受けた製品数は170以上だという。今回開始した認証プログラムは、音声通話の主要パフォーマンスを評価するもので、Wi-Fi Allianceとして初めてパフォーマンスに焦点をあてたプログラムとなる。 テスト環境は、1台のアクセスポイントと複数のクライアント端末で構成。音声端末4台からの音声コールとともに、データ・動画データの伝送も行なう。性能評価基準は、1％未満のパケットロスと、50ミリ秒未満のレイテンシおよび最大ジッタとなる。 また、無線LANの相互接続性やWPA2によるセキュリティ性能に加え、WMM QoSによる音声通信の優先、アクセスポイントやクライアント端末における省電力機能、無線LAN/携帯の混在環境における無線周波数のパフォーマンスマッピング検証も行なわれる。 Wi-Fi Allianceでマーケティング ディレクタを務めるケリー・ディヴィス・フェルナー（Kelly Davis-Felner）氏は、「音声アプリケーションは、Wi-Fiにとって重要かつ成長が続いている分野である」と説明。2012年に無線LAN対応の携帯端末の出荷数が5億台に達し、無線LAN市場の約30％を占めるとの調査会社のデータを紹介し、Wi-Fi Allianceとして重要視している点を強調した。 Voice-Personalの認証プログラムを開始する理由として同氏は、「一般家庭やSOHO環境では、複数のデバイスが混在するネットワーク環境で、『Voice over Wi-Fi』が使用される」点を挙げる。その結果、音声や音楽、動画データなどのトラフィックが競合するため、同プログラムを通じて「音声データのトラフィックを最優先させる必要がある」と語った。
■ 11n ドラフト2.0認定を受けた製品は325製品に。半数がWPS対応
ディヴィス・フェルナー氏によれば、11n ドラフト2.0の認定プログラムを取得した製品は325製品で、このうち約50％が無線LAN設定システム「Wi-Fi Protected Setup」もサポートしているという。また、日本に基盤を置くメンバー企業における製品の中で、11n ドラフト2.0認定を受けた製品は43になるとした。 説明会ではまた、シスコシステムズのテクニカル ディベロップメント プロダクトマネージャーを務める竹山哲治氏が登壇。同社におけるWi-Fiへの取り組みを説明したほか、2009年7月にIEEE 802.11nの標準化が完了する見込みである点を紹介。ディヴィス・フェルナー氏も、同時期に標準化が完了することへの期待感を示した。
■ ＵＲＬ Wi-Fi CERTIFIED Voice-Personal ニュースリリース（英文） http://www.wi-fi.org/pressroom_overview.php?newsid=695 IEEE 802.11n ドラフト2.0認定プログラム動向 ニュースリリース（英文） http://www.wi-fi.org/pressroom_overview.php?newsid=694 ■ 関連記事 ・ Wi-Fi Alliance、IEEE 802.11n ドラフト2.0の認定プログラムを開始 ・ アセロス大澤氏「IEEE 802.11nの標準化は2009年7月に延期」 （村松健至） 2008/07/03 18:10 |
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