Broadband Watch logo
最新ニュース
【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
@nifty、イー・アクセスのADSL向けIP電話をKDDIに移行

 @niftyは、8月4日よりADSL対応プラン「ハイスピードコース」の回線にイー・アクセスを追加、同時にイー・アクセス対応プラン向けにIP電話サービス「KDDIフォン for @nifty」を開始する。

 KDDIフォン for @niftyは、名称の通りKDDIのVoIP基盤ネットワークを採用したIP電話サービス。ユーザー間や同様にKDDIを採用したIP電話サービスとは「050」から始まる専用番号を使って無料で通話できるほか、相互接続を行なっている日本テレコム、パワードコムのIP電話サービスとも無料で通話できる。

 サービスの対象はイー・アクセス回線に対応した「ADSLハイスピードコース」「ADSLスタンダードコース」「ADSLライトコース」の3種類。ADSLハイスピードコース、ADSLスタンダードコースについてはIP電話サービスが標準提供されるため、初期費用や月額料金はADSL対応プランの料金に含まれる。ADSLライトコースの場合、初期費用が500円、月額料金が280円。IP電話機能搭載モデムのレンタル料金は780円で、外付け型のTAは提供されない。

 通話料金は国内の一般加入電話が3分8円、海外が米国で1分9円。サービス開始にあたってキャンペーンも実施され、9月30日までに標準提供されているコースも含めてKDDIフォン for @niftyを申し込んだユーザーは、開通月の国内一般加入電話通話料が無料に、IP電話機能搭載モデムへの交換手数料3,000円が無料になる。また、IP電話サービスがオプション提供となるADSLライトコースの場合は、KDDIフォン for @niftyの月額料金が最大6カ月無料になる。

 @niftyはすでにNTTコミュニケーションズ(NTT Com)を採用したIP電話サービス「@niftyフォン」を提供しているが、KDDIフォン for @niftyと@niftyフォン間の050番号による発着信は現在のところ利用できない。また、8月4日以降に加入するイー・アクセス対応プランのIP電話サービスはすべてKDDIフォン for @niftyへ移行、@niftyフォンを選ぶことはできない。すでに@niftyフォンを利用しているイー・アクセス対応プランのユーザーは、そのまま@niftyフォンを継続できる。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.nifty.com/corp/release/20030731.htm

関連記事
@nifty、コース名から通信速度数値を削除
KDDI、IP電話サービスの提携を拡大。約200万人が利用可能に


(甲斐祐樹)
2003/07/31 14:01
Broadband Watch ホームページ
Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.