総務省は、2003年6月末時点における「インターネット接続サービスの利用者数等の推移」を発表した。FTTHの順調な伸びに加えて、ダイヤルアップ接続の減少が加速している。
接続種別の加入者数は、まずDSLサービスが825万7,118人(7月10日に速報発表済み)で、6月単月での増加分は34万9,681人。FTTHが45万8,293人(単月増加分は5万9,957人)、CATVが222万4,000人(同4万1,000人)。FTTHの増加分が約6万人となり、CATVの増加分を追い越す形となった。これらを合計したブロードバンド加入者は、1,093万9,411人となる。
一方、ダイヤルアップ型の加入者数は1,975万8,000人で、単月で40万2,000人減少している。2002年11月以降7カ月連続での減少となったことに加え、単月で約40万人の減少は初めてで、ダイヤルアップからブロードバンドへの移行が加速している状況がうかがえる。
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FTTH加入者数の推移
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■ URL
ニュースリリース
http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/030731_1.html
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(青木美英)
2003/07/31 17:35
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