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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
新型PSPは10月16日に発売。PSPで「PS Store」の直接利用も可能に

 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCEJ)は2日、「プレイステーション・ポータブル(PSP)」に関する年末戦略発表会を開催した。発表会では新型PSP「PSP-3000」を10月16日に1万9800円で発売するとしたほか、PSP上で直接ゲームコンテンツを購入できるサービスも発表された。


PSP-3000の価格は1万9800円。バリューパックも同日発売

PSP-3000を手に持つSCEJプレジデントのショーン レーデン氏
 PSP-3000は、8月21日に発表したプレイステーション・ポータブルの新モデル。現行モデル「PSP-2000」の基本機能を踏襲するとともに、Skypeやボイスチャット用途で利用可能なマイクを内蔵した、

 また、高コントラストや応答速度、広色域を実現したという液晶ディスプレイを新たに搭載した。加えて、PSP画面をテレビ出力する機能では、ゲームのインターレース出力もサポートした。なお、従来モデルと発色が変化するため、PSP-3000では現行モデルに近い色味に表示を変更するモードも用意しているという。

 日本国内の発売日は10月16日と正式発表され、価格はPSP-2000と同額の1万9800円。また、ピアノ・ブラックとパール・ホワイト、ミスティック・シルバーのカラーバリエーションを用意する。また、4GBのメモリースティック PRO Duoなどを同梱した「バリューパック」も2万4800円で発売する。

 このほか、2GBのメモリースティック PRO Duoやポーチ、ストラップ、クロスをセットにした「アクセサリーパック」、PSP-3000/2000対応のクレードルなどの周辺機器も10月16日に発売される。


キャッチフレーズは「美・画面PSP」 10月16日に1万9800円で発売 バリューパックも同時発売。4GBのメモステPRO Duoなどが付属する

PSP-2000(左)との液晶ディスプレイ比較 同時発売されるポーチ ポーチ以外のオプション製品も同時発売される予定

PS3経由でオンラインプレイ。「まいにちいっしょ」も登場

PLAYSTATION Storeの直接利用に対応
 発表会ではまた、PSPとオンラインサービス「PLAYSTATION Network」の連携施策も明かされた。これら一連のネットワーク施策は、PSPの現行モデルでも利用可能になるという。

 PLAYSTATION Networkでは、ゲームやゲーム内アイテムをダウンロード販売する「PLAYSTATION Store」をプレイステーション 3(PS3)やPC向けに提供しているが、2008年秋からPSPからの直接利用に対応。これにより、インターネット接続したPSPから対応タイトルの直接購入・ダウンロードが可能になる。

 加えて、サービス名称は未定だが、PSPとPS3を無線LANで直接接続し、インターネット上にある専用サーバーを介して、アドホックモード対応ソフトの協力プレイが可能になるなどのサービスも発表された。

 アドホックモードは、PSP同士を無線LANで直接接続するモードで、同モードを利用した協力プレイなどを行うためには実際にユーザー同士が集まる必要があった。また、PSPなどでオンライン対戦を可能とするソフトウェア「XLink Kai」を利用する方法も非公式ながら存在している。

 しかし、今回の新サービスによって、PS3とPSPを所有するユーザーであれば、「モンスターハンターポータブル 2nd G」をはじめとしたアドホックモード対応ソフトにおいて、遠隔地に住むユーザー同士で協力プレイなどが可能になる。

 オンラインサービス施策ではまた、PS3で提供中の「まいにちいっしょ」を、PSP上でも楽しめる「まいにちいっしょポータブル」を開始することが明かされた。なお、いずれのサービスも具体的な開始日や利用方法などは追って発表する予定という。


PS3を介したインターネット利用のアドホック通信も可能に 「まいにちいっしょポータブル」も登場する

SCEJレーデン氏「PSPはライフスタイルに必要な道具の1つに」

エンターブレイン調査によるPSP国内販売状況
 SCEJでプレジデントを務めるショーン レーデン氏は冒頭、PSPのビジネス概況を説明。同氏が示した市場調査データによれば、2008年1月から8月までPSP本体の売上は前年同期比189%増の247万台で、ソフトウェア販売は171%増の666万枚だったという。また、4月〜8月までの4カ月間を見ても、PSP本体が227%増の143万台、ソフトウェアが242%増の419万枚だったとした。

 レーデン氏は、「PSP本体は据置型を含めた全ゲーム機の中で、2008年の販売実績はナンバー1である」と発言。「出荷台数および実売台数の双方で累計1000万台を突破している」と付け加えた。販売ペースは「PSP-2000」を発売した2007年9月以降順調に推移しているとし、「典型的なポジティブスパイラルにある」とPSPビジネスに対する自信を示した。

 同氏は続けて、「PSPはポータブルゲーム機であるとともに、“プレイステーション・パーソナル”とも捉えることができる」とコメント。同社調査によれば、8割以上のユーザーがゲーム以外の用途でもPSPを利用しているとの結果が得られたという。同氏は、「音楽や動画、写真、Web、テレビ(ワンセグ)の機能をたっぷりお使いいただいている」と述べ、「PSPはライフスタイルに必要な道具の1つになった」と語った。


ハードウェア、ソフトウェアともに上昇傾向にあるという SCEJ調査によれば、8割のPSPユーザーがゲーム以外も楽しんでいるという

(左から)SCEの小林康秀氏、SCEJのショーン レーデン氏、バンダイナムコゲームズの東海林隆氏、スクウェア・エニックスの橋本真司氏
 また、システムソフトウェア(ファームウェア)のアップデートによって、Skypeやインターネットラジオなどの機能追加を実施している点を紹介。さらに、GPSレシーバやワンセグチューナーをはじめとした周辺機器製品も紹介し、今後も継続的に開発提供する考えを示した。

 その上でレーデン氏は、「PSP-3000の特徴を一言で言えば、『美・画面PSP』である」と発言。「PSPは今回で3モデル目となるが、ユーザーに期待に応えられる製品を出すべきだと考えている」と語ったレーデン氏は、「今後もハードウェア、システムソフトウェアともに遠慮なく進化させていきたい」と抱負を述べた。

 このほか発表会では、PSP-3000とコラボレーションを予定するタイトルを紹介。SCEの「パタポン2 ドンチャカ♪」とバンダイナムコゲームスの「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム」、スクウェア・エニックスの「DISSIDIA FINAL FANTASY(ディシディア ファイナルファンタジー)」において、それぞれPSP-3000を同梱したモデルが発売されることが明かされた。


パタポン2 ドンチャカ♪ 機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム DISSIDIA FINAL FANTASY

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.jp.playstation.com/info/release/nr_20080902_psp3000.html

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(村松健至)
2008/09/02 16:04


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