MIMAILは、IEのObject Tag code base exploit(MS02-015)と、OEのMHTML exploit(MS03-014)という2つの脆弱性を悪用するウイルス。感染活動は、サブジェクトが「your account %user%」、添付ファイルが「Message.zip」となっているメールによって行なわれる。Message.zip内には、Message.htmが含まれており、MHTML exploitの修正パッチをあてていない場合には、脆弱性を利用して自動的に「foo.exe」をIEのテンポラリーフォルダに作成する。また、Windowsディレクトリに「videodrv.exe」「exe.tmp」「zip.tmp」というファイルを作成する。