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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
アッカ、MSN Messenger 6.0の使用で発生する不具合についての詳細情報

「FLASHWAVE 2040 M1」
 アッカ・ネットワークスは、同社が提供する富士通製ADSLモデム「ADSL Modem」と「FLASHWAVE 2040 M1」の2機種でマイクロソフトのメッセンジャーソフト「MSN Messenger 6.0」を使用するとADSLモデムがフリーズする不具合についての詳細情報を発表した。

 アッカが発表した調査結果によると、MSN Messenger 6.0ではMSN Messenger 5.0にはなかった新しい記述が含まれるパケットが扱われるようになり、該当2機種のADSLモデムがサポートするNAT機能およびUPnP機能では正常な処理が行なえず、メモリ異常が発生して本体がフリーズするという。

 また、不具合が発生する環境は、「ADSL Modem」もしくは「FLASHWAVE 2040 M1」を使用中のユーザーと、その通信相手がともにMSN Messenger 6.0を使用し、ファイル送信やゲーム機能を利用すると不具合が発生するほか、Webcam機能や音声チャット機能を利用する場合にも不具合が発生する恐れがあるという。なお、インスタントメッセージの送信やアプリケーションの共有、ホワイトボード機能については問題なく動作するとしている。

 不具合の暫定的な対象方法としてアッカでは、すでにMSN Messenger 6.0を使用中のユーザーがファイル送信やWebcam機能などを利用する場合には、通信相手のMSN Messengerのバージョンが6.0ではないことを確認したうえで、これらの機能を利用するよう説明している。

 なおアッカでは、MSN Messenger 5.0とWindows XPに標準搭載されるWindows Messengerにおいては、ファイル送信機能などを利用しても不具合は発生しないとするほか、ADSLモデムの修正ファームウェアが公開されるまではメッセンジャーソフトのバージョンアップを行なわないよう呼びかけている。


関連情報

URL
  サポート情報
  http://www.acca.ne.jp/support/user_support/20030804.html

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(村松健至)
2003/08/05 12:30
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