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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
NHKオンデマンド、大河ドラマ「天地人」など配信予定番組を公表

 日本放送協会(NHK)は、12月1日にサービス開始予定の映像配信サービス「NHKオンデマンド」について、9月17日時点で配信が決定した番組などを公表した。正式な料金体系は決定し次第、追って発表される。

 NHKオンデマンドは、NHKの放送番組や過去に放送した番組コンテンツについて、有料で配信するサービス。12月1日時点では、PCに加え、「アクトビラ ビデオ・フル」と「J:COM オン デマンド」、「ひかりTV」を通じた提供が決定済み。テレビ系ではハイビジョン品質で配信され、旧作番組はアップコンバートして配信が行われる。

 配信番組のカテゴリは、「見逃し番組」と「ニュース番組」、「特選ライブラリー」の3種類。見逃し番組は、NHK総合/教育/BSハイビジョン/BS1/BS2の番組の中から、1日10~15番組を放送翌日から1週間程度配信し、ニュース番組では「おはよう日本」や「ニュース7」など報道5番組を放送数時間後に配信を開始する。特選ライブラリーは、NHKアーカイブスに保存する過去の放送番組の中から約1000本を権利許諾期間に応じて配信していく。

 見逃し番組では、連続テレビ小説「だんだん」や2009年1月より開始する大河ドラマ「天地人」などのドラマ番組をはじめ、スペシャル番組やドキュメンタリー番組、歴史番組、カルチャー・バラエティ番組など、82番組の配信を予定する。

 特選ライブラリーでは、NHKスペシャルから「映像の世紀」や「地球大進化 46億年・人類への旅」などのほか、「プロジェクトX 挑戦者たち」や「人間ドキュメント」「トップランナー」の一部回を予定。また、歴史番組や自然・紀行番組、こども番組などの配信を予定するという。権利処理が終了し提供が確定している番組数は、57番組238本。権利処理がほぼ終了した番組を合わせると、12月1日のスタート時点で125番組1344本を提供できる見込みとしている。

 なお、配信を開始する番組でも、それぞれの回の内容によって番組の制作や取材にかかわる権利者から許諾が得られない場合には、「配信を中止する」もしくは「該当部分の映像に、使用できないお断り付き画像をかぶせて配信する」ことがあるという。

 NHKでは今後、番組の制作・取材にかかわる権利者に対して、NHKオンデマンドに関する情報を公開して交渉を続ける考え。その上で、より多くの番組をNHKオンデマンドで見ることができるように努めるとしている。


関連情報

URL
  NHKオンデマンド
  http://www.nhk.or.jp/nhk-ondemand/
  ジュピターテレコム ニュースリリース(PDF)
  http://www.jcom.co.jp/var/rev0/0001/2384/2008917164041.pdf

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(村松健至)
2008/09/17 18:31


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