マイクロソフト、Jストリーム、日本HPの3社は「Windows Media 9シリーズ 5.1chライブ配信サービス」の開発に成功したと発表した。通信事業者などと協力しながら2003年3月末までにサービス開始を目指す。料金は500万円からを予定しているという。
「Windows Media 9シリーズ 5.1chライブ配信サービス」は、Windows Media 9の特徴でもある5.1chサラウンドオーディオに対応し、720×486ドット・30フレーム/秒の「DVDクオリティ以上」の動画を配信するサービス。当初は3Mbpsの帯域で配信を行なうが、ハードウェアの環境が整い次第、6Mbpsの配信も提供する。6Mbps配信時には画像が1280×720ドット以上の高精細化が実現できるという。
3社の役割はマイクロソフトがソフトウェアを担当、次期WindowsサーバーOSの「Windows .NET Server 2003」や「Windows Mediaテクノロジー」などの配信ソフトに関する技術サポートを実施。日本HPはハードウェアを担当、ライブエンコード用マシンや配信サーバーの機器提供や技術サポートを行なう。また、Jストリームは、サービス主体としてサービスの販売と提供を受け持つ。