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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
MMD、携帯電話向け音楽ダウンロードに関する利用動向調査

 モバイルマーケティングデータ研究所は11日、音楽ダウンロードに関する利用動向調査の結果を発表した。

 本調査は携帯電話向けコンテンツユーザーを対象に実施。2008年10月17日から2008年10月20日までの4日間、モバイルWeb上でアンケートを行った。有効回答数は3012回答で、男性が26.8%、女性が73.2%。回答者の年代比率は、30代が28.7%、40代が28.0%、10代以下が22.2%、20代が21.1%となり、10代の利用者数が20代の利用者数をわずかに上回った。

 調査結果によれば、家以外で利用するオーディオプレーヤーとして、男女ともに半数以上が携帯電話を挙げた。また、携帯電話のミュージックプレーヤー対応機種保持者を対象に、携帯電話で登録している音楽ダウンロードサイトの有無を質問したところ、最も多かったのが「有料サイト」で36.3%、次に「過去に利用したことがあるが現在は登録していない」が28.8%、「登録したことはない」が18.6%、「音楽共有・交換サイト」が16.3%となった。

 携帯電話向け音楽ダウンロードサイト利用経験者を対象とした質問では、ダウンロードのきっかけとして最も多かったのは「簡単にダウンロードできる」で28.6%、次に「携帯電話で音楽を聞きたいから」で20.9%となり、手軽に利用できることが動機として高いことがわかった。

 また、有料音楽ダウンロードサイトの登録数では、「2~4サイト」が男性53.1%、女性45.7%で男女ともに最多。利用するサイトの月額料金は、男性では「500円~999円」が最多の28.4%、次いで「300円~499円」の24.2%、「1000円~1999円」が18.4%で上位を占めた。女性では「300円~499円」の価格帯が36.7%と最も多く、次に「500円~999円」の21.2%、「1000円~1999円」の14.6%となった。

 ダウンロード時に最も重視する項目としては「音質」が39.2%、「料金」が32.6%と2項目で全体の7割を占めた。月ごとのダウンロード曲数で最も多かったのは「月に1~4曲」の77.3%で、ジャンルは「JPOP」のほか、「ドラマ/映画等の挿入歌・主題化」「アニメソング」の割合が高かった。

 一方、携帯電話向け音楽ダウンロードの利用が未経験のユーザーについて、音楽をダウンロードしない理由としては「料金が高いから」のほか、「携帯電話以外のプレーヤーで聞いているから」「コピー転送ができないから」などが主な理由として挙げられた。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://mmd.up-date.ne.jp/news/detail.php?news_id=199

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(村田奏子)
2008/11/11 14:34


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