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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
アクトビラ ビデオ・フル対応の「VIERA」新モデルなどが発売

 パナソニックは、デジタルテレビ「VIERA」の新製品として、アクトビラ ビデオフル・に対応した「Xシリーズ」6機種16モデル、アクトビラ ベーシック対応の「Cシリーズ」2機種7モデルを2月1日に発売する。合わせて、VIERAなどと連携できるセンサーカメラ新製品も発表した。


「アクトビラ ビデオ・フル」対応など8機種23モデルを発売

Xシリーズ

Cシリーズ
 Xシリーズは、プラズマテレビが42型の「TH-P42X1」と37V型の「TH-P37X1」を、液晶テレビが32V型の「TH-L32X1」、26V型の「TH-L26X1」、20V型の「TH-L20X1」、17V型の「TH-L17X1」を発売。液晶テレビモデルは、3~4色のカラーバリエーションも用意する。いずれもオープンプライスで、店頭実売価格は順番に21万円前後、18万円前後、11万円前後、8.5万円前後、7.5万円前後を見込んでいる。

 いずれも地上/BS/110度CSデジタルチューナーを搭載した製品。ネットワーク機能では、これまでVIERA上位モデルでのみ利用できた映像配信サービス「アクトビラ ビデオ・フル」に対応。付属リモコンのダイレクトボタンから簡単にアクセスが可能だとしている。

 また、インターネット経由でDIGAやLUMIXなどの同社製品の使用方法や連携情報などを確認できる「ネットで使い方ガイド」も新たに用意。掲載コンテンツは、継続的に拡充していく考えという。

 Cシリーズは、地上デジタルと地上アナログチューナーを搭載した液晶テレビ。20V型の「TH-L20C1」が4色、17V型の「TH-L17C1」が3色と、2機種7モデルを用意した。オープンプライスで、店頭実売価格は7.5万円前後、6.5万円前後になる見込み。

 Cシリーズでは、「アクトビラ ビデオ・フル」には対応しないが、テキストと画像による情報サービス「アクトビラ ベーシック」の利用が可能。また、Xシリーズとともに「Panasonic TV スクエア」の利用にも対応する。

 両シリーズともに、「ビエラにリンク」を強化させた自動節電機能を搭載。VIERAの視聴状況に応じて未使用機器の電源を自動でオフにする「こまめにオフ」機能、VIERA視聴時に未使用渋滞にあるDIGAの省電力モードを最小に切り替えて節電を図る「ECOスタンバイ」機能が利用できる。

 このほか、「Gガイド」が1月末に開始する最大1カ月先までのオススメ番組情報を確認できる「注目番組」に対応し、連携するVIERAへの録画予約も行える。また、SDカードスロットを搭載しており、SDメモリカードに保存した写真をスライドショー再生できるほか、Xシリーズでは同社のSDハイビジョンムービーで撮影したHD映像の再生も行える。


H.264形式での撮影に対応した「センサーカメラ」新モデル

(左から)「VL-CM210」と「VL-CM240」「VL-CM260」
 有線LANインターフェイスを搭載したネットワークカメラ「センサーカメラ」は、屋内タイプ「VL-CM210」と屋外タイプ「VL-CM240」、ライト付き屋外タイプ「VL-CM260」を、4月10日に発売する。オープンプライスで、店頭実売価格はVL-CM210とVL-CM240が各3万円前後、VL-CM260が4.5万円前後になる見込み。

 動画圧縮形式はH.264形式となり、JPEGのみをサポートしていた従来品と比較して、画像更新速度の向上を実現。また、マイクを内蔵し、音声確認も行える。

 VIERAとの連携では、VIERAのリモコン上で撮影映像の確認が可能。また、撮影範囲で人や動物の動きを検知すると、VIERAの画面上に通知メッセージを表示するほか、センサーが反応した時点と前後の静止画4枚を表示できる。なお、VIERAでは最大8台まで管理が可能で、画面上には同時4台までの映像を表示できる。

 DIGA連携では、センサーから反応した時点の1秒前からの映像をDIGAに記録が可能。センサーカメラの映像は1件ごと30秒、最大400件まで録画できる。また、パナソニックが発売する「どこでもドアホン」との連携にも対応する。

 加えて、外出先から携帯電話で撮影画像を確認できる「みえますねっとHome」サービスも利用が可能。同サービスは、パナソニック ネットワークサービシズが2009年3月中旬に開始を予定するもので、月額料金は525円。1契約で最大4台までの携帯電話を登録できる。

 本体機能面では、動作検知機能や人感(熱)センサーを搭載。また、パナソニックや携帯電話製品以外にも、Webブラウザを通じてPCからの映像確認も行える。このほか、VL-CM210ではパンチルト機能やレンズ部を隠せる「かくれンズ」機能を備える。それ以外の2機種ではJIS防水保護等級4級相当の防水性能を備えた。


関連情報

URL
  Xシリーズ ニュースリリース
  http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn090113-1/jn090113-1.html
  Cシリーズ ニュースリリース
  http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn090113-2/jn090113-2.html
  センサーカメラ ニュースリリース
  http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn090113-3/jn090113-3.html

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(村松健至)
2009/01/13 15:45


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