APPLIYA(アプリヤ)株式会社と株式会社ブロッコリーは4日、「ヱヴァンゲリヲン」をテーマにしたiPhone/iPod touch用アプリケーション「ヱヴァンゲリヲンアプリ」の発表会を開催した。事業展望などのほか、「ヱヴァンゲリヲンアプリ」未発表の2タイトルも公開した。
■ 「ヱヴァンゲリヲンアプリ」、未発表の2タイトルを公開
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秋葉原で開催した発表会
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「ヱヴァンゲリヲンアプリ」は、すでに「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」のカットを写真のフレームにできる「フレームカメラ」が230円、アンビリカルケーブルをイメージした時計/タイマー機能の「~活動限界~ 時計」が350円、使徒や登場人物などのアイテムを写真に張り込める「スタンプカメラ」の3タイトルが230円で発売済み。「フレームカメラ」が最も売れているという。
新しく発表された第4弾は「カレンダー」。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」のカット12枚の中から背景を選択し、開始年月やレイアウトを選択できる。作成したカレンダーはカメラロールに保存できるため、壁紙設定も可能。価格は115円。
第5弾は「パズル」。“珍しいものよりわかりやすいものを”として企画されたというスライド形式のパズルで、ブロックを3×3/4×4/5×5から選択できるほか、制限時間とブロックの混ざり具合から難易度を3段階に設定できる。全9ステージを用意し、1ステージクリアごとに次ステージの画像を表示。最終ステージは「綾波レイの微笑み画像」だという。価格は230円。
新作2タイトルは、App Storeを通じて近日中に配信を開始する予定だという。
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第4弾アプリ「カレンダー」の説明
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「カレンダー」画面
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第5弾アプリ「パズル」説明
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「パズル」画面
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■ iPhoneは嗜好品。ヱヴァンゲリヲンアプリはコレクションアイテム
アプリヤ 制作プロデューサーの高田洋平氏は、新開発のアプリとしてエヴァンゲリオンをテーマとした理由を、「世界中に広まるアプリとして、世界で認知されたアニメは何かを考えた」とし、iPhoneについて「便利な道具というより嗜好品としての役割が高い。ヱヴァンゲリヲンアプリはコレクションアイテムとして考え、アプリダウンロード画面はエヴァが好きだということが一目で分かる形にした」と語った。
アプリヤ 代表取締役の椎谷ハレオ氏は、ウィッグをつけて登壇。企画の開発の背景として、同社で発売済みの日本刀をイメージしたアプリ「刀」に触れ、発売日の数日前に同様のアプリが無料で発表されたとして、「機能アプリは同種のアプリが出る。真似されないアプリとして、著作権に絡んだものを考えた」と語った。
また、「iPhoneを筆頭に、2009年はスマートフォンが市場に浸透する元年となる。『ヱヴァンゲリヲンアプリ』が売れることが楽しみ」とし、共同事業者であるブロッコリーに向け「共犯者ということでお願いします」と締めくくった。
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アプリヤ 制作プロデューサーの高田洋平氏
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アプリヤ 代表取締役の椎谷ハレオ氏
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発表会には綾波レイと惣流・アスカ・ラングレーも登場
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プレゼンテーションは「超機密 人類補完計画 第27次中間報告」として実施。最後には開発者募集中の画像も
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■ URL
APPLIYA 「ヱヴァンゲリヲン」アプリ
http://appliya-inc.com/ja/special/evangelion/
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(村田奏子)
2009/03/04 18:19
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