マイクロソフトは、Windows Mobile向けの写真共有アプリ「Windows Live Photos for Windows Mobile」の配信を開始した。利用料は無料。
「Windows Live Photos for Windows Mobile」は、Windows Mobile端末で撮影した画像などを、同社の無料データ保存サービス「Windows Live SkyDrive」上に手軽に保存できるアプリ。「Windows Live SkyDrive」は、ネットワーク上に最大25GBのストレージ領域が持てる無料サービス。「Windows Live Photos for Windows Mobile」をセットしたスマートフォンで、画像(JPEG)の保存や友人・知人との共有などが行える。
アプリをセットし、Windows Live IDを入力してサインインする。[共有]をタップすると写真一覧が表示され、アップロードしたい写真を選択する。アップロードが完了すると、友人や知人などつながりのあるユーザーのパソコン(Windows Vista)のサイドバーにある「Windows Live フォト ガジェット」に更新情報が通知される。
利用料は無料で、利用するにはWindows Live IDを取得する必要がある。アプリはWindows Mobile 6.0 Professional/Classic、またはWindows Mobile 6.1 Professional/Classicで動作する。推奨されるディスプレイはVGAおよびワイドVGAサイズとなる。QVGAサイズでも表示可能だが、アプリ上では「VGAに最適化されているので、お手持ちのデバイスだと正しく表示されない可能性がある」とメッセージが出る。
マイクロソフトでは、「Windows; LIIFE WITHOUT WALLS 壁のない世界へ」と題して、Windowsブランドの新たなブランディングを進めている。今回の「Windows Live Photos for Windows Mobile」は、クラウド上のサービスにモバイルから、パソコンから繋がる新しいWindowsの世界を具現化した第1弾のアプリだという。