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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
イー・アクセス、10月3日に東証マザーズ上場へ

 イー・アクセスは、10月3日に東証マザーズへの上場に伴う、新株発行および株式売り出しを同社取締役会において決議したと発表した。同社では2002年12月にも上場を予定していたが、当時の経済情勢などを踏まえて上場を延期していた。

 上場に伴って発行される新株式は40,000株。また、新株発行の需給状況を勘案として上限6,000株を日興シティグループ証券会社がイー・アクセスの株主である千本倖生氏、エリック・ガン氏より賃借した普通株式の売出し(オーバーアロットメントによる売出し)を行なう場合もあるという。このほか、日興シティグループ証券会社を割当先とした第三者割り当てによる新株式発行も行なわれ、発行株式数は6,000株。

 今回の公募増資による手取概算額49億1,3000万円については、10億1,000万円をADSL事業の設備投資資金に充当するほか、8億5,000万円を借入金の返済に、30億5,300万円をリース料支払いなどの運転資金にそれぞれ充当するという。また、第三者割当増資がすべて行なわれた場合の手取り金額上限8億1,000万円も全額運転資金に充当するとしている。

 なお、手取概算額49億1,300万円は、イー・アクセスが有価証券届出書提出時における想定仮条件(12万円~15万円)の平均価格13万5,000円を基礎として算出した金額となる。

 イー・アクセスでは今回の上場時期の決定について、経済市況が好転してきたことや、同社の第1四半期の営業利益ならびに当期利益の黒字化を達成したことなどを理由に挙げている。

 このほか、イー・アクセスでは平成15年3月期の業績実績と平成16年3月期の業績見通しも発表した。それによると平成15年3月期の実績は売上高202億7,600万円で、経常利益は52億9,500万円の赤字、当期純利益も55億7,900万円の赤字となり、1株あたりの当期純利益は12万3,974円69銭の赤字となった。

 また、平成16年3月期の業績見通しでは売上高が383億円、経常利益および当期純利益はともに4億円の黒字となる見通しで、1株あたりの当期純利益は2,992円93銭と見通しを示している。


関連情報

URL
  新株式発行並びに株式売出しに関する取締役会決議のお知らせ
  http://www.eaccess.net/company/press/2003/030901-1.html
  平成16年3月期の業績見通しについて
  http://www.eaccess.net/company/press/2003/030901-2.html
  東証マザーズ
  http://www.tse.or.jp/mothers/

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(村松健至)
2003/09/01 17:22
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