 |
 |
|
| 最新ニュース |
|
|
【 2009/12/25 】 【 2009/12/24 】 |
|
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
| 映画会社5社が協業。アクトビラ用配信サービス「まるまる映画」 | ||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
「まるまる映画」は、角川映画、松竹、東映、東宝、日活の映画会社5社が協業し、毎月各社で全6作品を「アクトビラ」で配信するサービス。3月26日より提供する映画は、角川映画の「犬神家の一族」と「汚れた英雄」、松竹の「CASSHERNN」、東映の「バトル・ロワイアル」、東宝の「大学の若大将」、日活の「鷺と鷹」の6作品。また、5月1日からは“怪獣特集”として「第怪獣ガメラ」や「宇宙大怪獣ギララ」などを配信する。 映画会社が共同でデジタルテレビ向けに邦画を配信するのは、業界初の試みだという。「まるまる映画」のネーミングは、“5社の邦画をまるまる見られる”という意味を込めて命名。アクトビラをプラットフォームとして選択したのは、HD画質での配信が可能な点や、テレビで視聴できる点を考慮したため。 配信は、視聴ごとに料金を支払うPPV（ペイ・パー・ビュー）方式で、配信形式はストリーミング。圧縮形式はH.264で、HD画質の作品は6Mbpsで630円、SD画質の作品は3Mbpsで420円となる。視聴期間は1作品48時間。作品の提供期間は原則として6カ月を予定する。 提供料金については、「店舗に通う面倒を省いたことや、店舗にない作品も提供するラインナップの広さ、画質の良さなどを考慮して設定。将来的には変更も検討する」という。
サービス提供の共通認識として、映画界全体の収入停滞を背景に、コンテンツ提供のプラットフォームの拡大を必要とした点や、2011年の地上デジタル波の普及によりデジタルテレビなど大画面での視聴を主とした点が語られた。 5社まとめてサービスを提供するメリットとして、ユーザー側がまとめて邦画を視聴できるとしたほか、各社をまたいでラインナップするため、邦画好き全体に訴求できる点を挙げた。現在の映像配信サービスの市場規模は600億円。「まるまる動画」でもその規模まで拡大したいという。 角川映画の荻野常務取締役は、「テレビでも減収続きで映画を上映せず、ビデオの売り上げも前年比で88.8％、映画全体の興業収入としても2000億円前後で停滞している。2011年の地上デジタル派の普及により新たなマーケットとして期待する」とコメント。また、日活の由里取締役は、「歴史ある日本映画の良さを再認識してもらうチャンス」だと語った。
他のサービスなどについては、個々に事業を展開する。「まるまる映画」での作品提供本数は年間72本で、現在は特に販売数の目標を設けていない。今後は配信作品にどのような反響があるかを探っていくとした。
■ ＵＲＬ ニュースリリース（角川映画） http://www.kadokawa-pictures.co.jp/whatsnew/2481.shtml ニュースリリース（松竹・PDF） http://www.shochiku.co.jp/company/release/pdf/090325.pdf ニュースリリース（日活） http://www.nikkatsu.com/company/news_release090325_564.html アクトビラ http://actvila.jp/ ■ 関連記事 ・ アイ・オー、アクトビラやDTCP-IP対応のネットワークプレーヤー ・ アクトビラで「Edy」「eLIO」決済が可能に。新型BRAVIAが対応 （村田奏子） 2009/03/25 18:34 |
 |
|
| BB Watch ホームページ |
|
|
|
|
|
|
| Copyright (c) 2009 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |