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【 2009/12/25 】 【 2009/12/24 】 |
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| So-net、テレビ向けコンテンツ配信サービスの記者説明会 | ||||||||||||||||||||||||||
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このサービスは、独自の無線LANシステム「エアタクトシステム」搭載のプラズマテレビ向けに、So-netがインターネット経由でコンテンツを配信するというもの。対応するベガシリーズはすでに発売中の42V型の「KDE-P42HZ1」、10月10日発売予定の50V型の「KDE-P50HZ1」の2機種。標準価格はKDE-P42HZ1が115万円、KDE-P50HZ1が140万円となっている。 エアタクトシステム対応ベガは、プラズマディスプレイ、メディアレシーバー、IEEE 802.11aに準拠したワイヤレスアンテナユニット、パレットディスプレイで構成される。メディアレシーバーは10BASE-T/100BASE-TのLANインターフェイスを搭載しており、ワイヤレスユニット経由でパレットディスプレイと接続する。このワイヤレスユニットは独自の暗号を採用しているため、無線LANによる通信はパレットディスプレイとメディアレシーバー間に限られ、パソコンなどの端末からは接続できないという。 パレットディスプレイは7V型の液晶ディスプレイを搭載、タッチパネルを使って操作する。So-netのコンテンツはパレットディスプレイ、プラズマディスプレイともに表示できるが、Webのブラウジングはパレットディスプレイのみ対応、プラズマディスプレイでは表示できない。 パレットディスプレイはメモリースティックスロットも搭載しており、メモリースティック内のファイルをパレットディスプレイで確認できる。また、JPEGやReal形式の動画といった対応ファイルであればパレットディスプレイで表示することもできる。 So-netのコンテンツ視聴は、パレットディスプレイのタッチパネルで操作する。コンテンツをプラズマディスプレイで視聴したい時は、パレットディスプレイの画面を下から上へなぞり、あたかもテレビ画面へ“飛ばす”感覚でプラズマディスプレイへ切り替えられる。 コンテンツはSo-netのコンテンツ配信サービス「So-net TV」で配信されているものを中心に、映画、音楽といったエンターテインメント作品やニュース、天気予報や番組表など22作品を取り揃える。動画コンテンツはRealPlayerに対応、帯域は1Mbpsと500kbpsの2種類が用意されている。なお、すべての配信コンテンツはベガ向けにエンコードされたもので、So-net TVとは内容が同一でもファイルそのものは別に用意しているという。インターネット回線はSo-netに限らず利用可能で、今回のデモではSCNの社内LANを使って行なわれている。
■ テレビ画面を情報で“汚す”ことはしない So-netは今回のサービス開始について、松下電器産業のプラズマテレビ「デジタルT（タウ）」向けサービス「Tナビ」や、ぷらら、BIGLOBE、@niftyによるインターネット経由の動画配信サービスなどを例に挙げ、「テレビでインターネットを楽しむ動きが確実に進んでいる」とコメント。So-net独自のポイントとして「ブロードバンドで動画コンテンツをストリーミング配信するという点では世界初の試み」とコメント、Tナビとの違いを説明した。また、インターネット閲覧やコンテンツ視聴の操作をパレットディスプレイで行ない、テレビ画面は常に映像の表示専用とすることで、「ディスプレイに情報を詰め込んで画面を”汚す”ようなことはしない」として、パレットディスプレイのメリットを強調した。こういった画面の使い分けに加えて、ブロードバンドの普及によるストリーミング映像の高品質再生、独自のエアタクトシステムというインターフェイスを実現することで、テレビ向けのコンテンツ配信に際した障害を解消できたと考え、今回のサービス提供に至ったという。 So-netでは今後、コンテンツ配信サービスを他のテレビへも展開していくと同時に、コンテンツのラインナップも拡大させていく予定。同社ではHDDビデオレコーダ「CoCoon」シリーズを利用したIPv6によるコンテンツ配信も実施しており、この実験で寄せられた「地上波では放送されないコンテンツ」「蓄積型を活かしたコンテンツ」というユーザーの要望も踏まえて新たなコンテンツ展開を検討していくとしている。
■ ＵＲＬ So-net http://www.so-net.ne.jp/ ■ 関連記事 ・ So-net、エアタクトシステム搭載ベガ向けにコンテンツを配信 ・ 松下電器、ネットサービス「Tナビ」の報道関係者向けセミナーを開催 （甲斐祐樹） 2003/09/30 18:09 |
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