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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
ビーマップ、VoIP技術の日本における独占使用権を取得

 ビーマップは、米Acceris Communicationsが米国で特許権を保有するVoIP技術について、日本での独占的使用権および東南アジア地域での使用権を取得したと発表した。ビーマップでは今後、米Accerisと共同出資の日本法人を設立、IP電話関連事業を展開していく予定だという。

 米Accerisが特許権を保有する技術とは、ビーマップによれば「音声をデータに変換してIPで伝送し、また音声に戻す」というIP電話全般に係わる根本的な技術であり、1997年に米国で特許の認可を受けているという。日本でもすでに米Accerisが特許を出願しており、ビーマップでは「NTTの出願よりも2、3カ月は早く、それより早い時期での出願はないと認識している」とコメントしている。

 ビーマップでは今回の使用権について「IP電話サービスを今後提供する際に、自らのビジネスを保護するため」の取得である点を強調。すでに提供されているIP電話サービスを妨害するものではないとした。

 今後のサービス展開については「すでにIP電話サービスは大資本の会社が多く提供している」ため、同社の無線LAN向けコンテンツ配信システム「AirCompass」と同様に無線LANでのIP電話を検討しているものの、現状はまだ未定だという。


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URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.bemap.co.jp/news/data/H151010.pdf


(甲斐祐樹)
2003/10/14 13:38
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