今回、公開されたファームウェア「Version1.10」では、UPnP(Universal Plug and Play)の安定化を図るためNAT機能が一部修正された。また、不具合修正も行なわれ、WAN側ポートに接続された機器とBA6000との接続が切れてしまう問題や、不正攻撃を受けた際にWAN側ポートを閉じてしまう、仮想DMZ設定で不正なMACアドレスを入力してもエラーメッセージが表示されない、Mac OS環境下でDHCPでIPアドレスの取得ができない、Netscapeのバージョン6.xまたは7.xを利用時に接続設定が完了しないなどといった不具合がそれぞれ解消される。
このほか、設定保存を適用した場合に“404 Not Found”と表示されてしまう不具合や、設定画面で誤ったパスワードを入力した際に設定画面トップに戻らないといった問題が、本ファームウェアを適用することで修正される、また、ステルスモードを設定した場合にステートフルパケットインスペクション(SPI)も有効になるとの説明が設定画面に付け加えられるようになった。