@niftyは、2004年2月1日よりブロードバンド対応プランのサービス体系と価格の改定を行なうと発表した。現在提供されている「ADSLハイスピードコース」と「ADSLスタンダードコース」の2コースを統合し、「ニュースタンダードコース」へと名称変更する。
これにより、ADSL接続サービスはニュースタンダードコースと既存の「ライトコース」の2プランを提供する形となる。また、サービス改訂後は、ニュースタンダードコースとライトコースでIP電話サービス「@niftyフォン」が標準サービスとなる。そのため、今度提供されるADSLモデムはIP電話対応型となり、モデムレンタル料が月額780円となる。
サービス体系変更に伴い価格改定も行なわれる。ニュースタンダードコースの月額料金は2,880円に設定され、従来のADSLハイスピードコースからは600円、ADSLスタンダードコースからは400円値引きする形になる。ライトコースは月額2,000円のまま変更されない。なお、ADSLハイスピードコースまたはADSLスタンダードコースの利用者は、2004年2月1日以降自動的に登録情報と料金が新プランへと移行される。そのため、新たな申し込み手続きなどは不要となるが、現在@niftyフォンを利用していないユーザーが改訂後に利用を希望する場合は、別途申し込みが必要になる。
NTT東西が提供するフレッツシリーズ対応プランでも改定が行なわれる。Bフレッツコースおよびフレッツ・ADSLコースで@niftyフォンが標準サービスとなるほか、月額料金の値下げも同時に行なわれる。Bフレッツコースのファミリー/マンションタイプが2,000円から1,880円に、ベーシックタイプが7,800円から7,500円に値下げされるほか、フレッツ・ADSLコースも2,000円から1,880円に値下げされる。
なお、フレッツシリーズ対応プランでは、@niftyフォン利用者は2004年2月1日以降自動的に登録情報と料金が新プランへと移行されるが、@niftyフォン利用登録をしていないユーザーは、現行の料金がそのまま適用される。
■ URL
ニュースリリース
http://www.nifty.com/corp/release/20031218.htm
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(大久保有規彦)
2003/12/18 16:33
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