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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
MIS、無線LANの実証実験を12月31日で終了

 モバイルインターネットサービス(MIS)は、同社の公衆無線LANサービス「Genuine」のサービス休止期間中に実施していた実証実験を12月31日で終了する。

 Genuineは、IEEE 802.11bに準拠した商用の無線LANサービスとして2002年4月よりサービスを開始、同年12月下旬にはサービスを休止していた。同社は当初、JR東日本の駅構内に無線LANの基地局を設置する計画を立てていたが、この計画は総務省によって不認可処分を受けたため、実際のサービス提供には至っていない。

 MISではGenuineのサービス休止期間中に、モバイル環境で利用できるIP電話サービスなどの実証実験を行なう予定としていた。MISによれば、PDAを用いたIP電話において、MISのハンドオーバー技術が十分に実用的だという結果を残したという。また、高速移動車両での利用についてもMISの無線LAN次術の有効性が確認できたとしている。

 今回の実証実験終了を持って、MISの公衆無線LANサービスは事実上の終了となる。今後は技術的検証とは別にサービスモデルや事業性について検討していくものの、現時点で公開できる具体的な予定はないという。


関連情報

URL
  実証実験終了のお知らせ
  http://www.miserv.net/miserv-new/renew/news/2003/20031224_1.html

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(甲斐祐樹)
2003/12/25 16:09
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