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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
NTT東日本、フレッツ・セーフティ対応ルータの不具合を公表

Web Caster GateLock X300
 NTT東日本は、同社が販売するルータ「Web Caster GateLock X200」「Web Caster GateLock X300」で不具合が発生していたことを明らかにした。対象となるユーザーは約800人で、不具合を修正するファームウェアが公開される。

 Web Caster GateLock X200、Web Caster GateLock X300はどちらもセキュリティサービス「フレッツ・セーフティ」に対応したルータ。ウイルス対策や不正アクセス防止といったセキュリティ機能をルータで行なうことで、ルータに接続された端末のセキュリティ対策を一括して行なうことができる。

 今回明らかになった不具合は、本体の電源を常時投入した状態でインターネットへの接続・切断を頻繁に行なうことでメモリに高負荷がかかり、インターネット接続やフレッツ・セーフティの最新ファイルダウンロードなどが利用できなくなるというもの。この不具合は両機種とも発生するが、Web Caster X300の場合はWeb Caster X200よりも大容量のメモリを搭載しているため、発生頻度は低いとしている。

 Web Caster GateLock X200の場合、ファームウェアを最新の「Ver.2.4」へバージョンアップすることでこの不具合を修正できる。Web Caster GateLock X300向けの不具合修正ファームウェアは2004年2月上旬の公開を予定し、NTT東日本ではそれまでの期間に不具合が発生した場合、本体を再起動して一時復旧するよう呼びかけている。

 Web Caster GateLock X200の販売台数は2003年12月末現在で約17,000台、Web Caster GateLock X300は約9,000台。不具合の対象となるユーザーは両機種合わせて約800人程度で、2004年1月7日現在でWeb Caster GateLock X200で8件、Web Caster GateLock X300で2件の問い合わせがあったという。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.ntt-east.co.jp/release/0401/040108.html
  ファームウェアダウンロード(Web Caster GateLock X200)
  http://www.ntt-east.co.jp/ced/support/version/broadband/gatelock/index.html

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(甲斐祐樹)
2004/01/08 15:23
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