日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、栃木県茂木町のサーキット「ツインリンクもてぎ」において、無線LANによる場内映像配信システム「Pit Live TV powered by Intel」の構築をサポートすると発表した。
「Pit Live TV powered by Intel」は、Pit Live TV事務局、ニッポン放送プロジェクト、NTTブロードバンドプラットフォーム(NTT-BP)、沖電気工業との協業により提供されるサービス。サーキット場内に常設の無線LANアクセスポイントを設置、レース開催期間にレースの実況中継、観戦情報サービス、順位表などをリアルタイムに配信する。レース観戦者はノートPCやPDA等の携帯端末と、IEEE 802.11b/g対応の無線LAN機器を用意することで、レース映像を観戦することができるという。なお、サービス利用に際して、料金や特別な手続きは必要なく、パソコン等の設定を変更するだけでサービスを利用できる。
同サービスは、4月15日~17日に開催されるインディ・レーシング・リーグ(以下IRL)第3戦「BRIDGESTONE INDY JAPAN 300mile」よりサービス提供を開始する。IRLは、アメリカを中心に開催されるモータースポーツで、アメリカ・インディアナ州インディアナポリスにて開催され、今年度のIRLでは第4戦にあたる「インディ500」は、「F1モナコGP」「パリ・ダカール・ラリー」と共に世界三大レースと言われている。