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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
東洋通信機、無線事業をケンウッドに譲渡することで合意

 東洋通信機は6日、同社無線事業をケンウッドに譲渡することで基本合意したと発表した。今後は2004年3月に正式契約し、5月をメドに事業譲渡を完了する予定としている。

 ケンウッドに譲渡されるのは、東洋通信機の社内カンパニーであるトヨコムネットワークシステムズに関する無線事業、および保守子会社であるトヨコムエンジニアリングの無線保守事業。また、両事業に所属する従業員約50名も譲渡対象で、譲渡方法は会社分割または営業譲渡のいずれかとなる予定。

 東洋通信機では、官公庁や電力会社向けの無線市場で事業展開を行なっていた。一方、ケンウッドでは無線事業を中核事業の1つとして位置づけており、今回の事業譲渡により更なる収益力の強化やビジネスチャンスの拡大を目指すとしている。

 なお東洋通信機では今後、中核事業の「水晶デバイス事業」および「装置事業」への経営資源集中を図っていくとしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.toyocom.co.jp/news/2004/pdf/0206.pdf
  東洋通信機
  http://www.toyocom.co.jp/
  ケンウッド
  http://www.kenwood.co.jp/
  関連記事:東洋通信機、IEEE 802.11aとIEEE 802.11b準拠のアクセスポイント
  http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/06/17/toyocom.htm


(村松健至)
2004/02/06 17:57
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