米Microsoftは、映像・音楽再生ソフト「Windows Media 9」の提供を1月7日(米国時間)から開始した。同社のWebサイトからダウンロードできる。
Windows Media 9は、HD(High Difinition)映像や5.1chサラウンドオーディオをサポートした映像・音楽再生ソフト。バッファリング時間を縮小する「Instant-on」機能や、データをキャッシュして回線が切れた場合も再生を持続させる「Always-on」機能などを搭載している。
今回公開されたのは、、圧縮フォーマットの「Windows Media Audio and Video 9 Series」、エンコードツールの「Windows Media Encoder 9 Series」、ストリーミングサーバーの「Windows Media Services 9 Series」、Windows Media Playerの新バージョン「Windows Media Player 9 Series 」、開発ツールの「The Windows Media 9 Series Software Development Kit (SDK)」の5種類。それぞれ米国時間の1月7日正午からダウンロードが可能になっている。エンコードやデコードなどの利用に際したライセンス料金も発表されており、MicrosoftではMPEG-4やMPEG-2など他技術のライセンス料金よりも安価だとしている。
なお、日本法人のマイクロソフトでは1月29日にはWindows Media 9の日本語版が提供開始される。提供開始日には製品発表イベントが行なわれるほか、倉木麻衣などによるスペシャルライブも予定されている。