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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
JCC、同時6チャンネルを1週間録画できる「Big Channel」の新モデル

Big Channel 2
 日本電算機(JCC)は、6チャンネルを同時に1週間分録画できるDVDドライブ搭載のHDDレコーダ「Big Channel 2」を2月25日より発売する。オープンプライスで、店頭販売価格は99万8,000円前後となる見込み。

 Big Channel 2は、OSにLinuxを採用したHDDレコーダ。JCCが2003年11月に発表した「Big Channel」と比較して、搭載する250GBのHDDを6台から9台に増強し、6チャンネル1週間録画時のビットレートを2Mbpsから3Mbpsへと画質の向上を図っている。

 LANインターフェイスとして10BASE-T/100BASE-TX×1ポートを搭載。同社独自のiEPG機能「Bepg」をはじめ、ニュースやワイドショー番組をしてランキングを生成する「マトリックスTV」、録画番組をトピック別に再生できる「リアルクロックナビゲーション」、キーワード検索機能などが利用できる。また、LANを経由して最大3台までのBig Channel 2を一元管理することができる。

 このほか、Webブラウジングや電子メールの送受信にも対応し、別途有料で放送実績に基づいて作成した「番組実績表」や企業・CM別検索サービスも提供される。

 また、チューナーは地上アナログチューナ×6、BSアナログチューナ×1を搭載。MPEG-2エンコーダーを6基装備し、いずれもゴーストリデューサに対応する。なお、録画ビットレートは13M/8M/4M/3M/2M/1Mbpsの合計6段階。

 そのほか本体仕様としては、DVD±R/±RWドライブや外付けHDDを接続可能なUSB 2.0ポート×2、IEEE 1394×1をそれぞれ搭載する。本体サイズは約190×500×600mm(幅×奥行×高)で、重量は約33.5kg。


本体背面

リモコン 別売のキーボードも9,800円で発売されている

番組データを共有できる「リアルクロックナビゲーション」

「リアルクロックナビゲーション」メイン画面
 JCCでは、Big Channel 2の発表とともに、同製品にも搭載される「リアルクロックナビゲーション」の機能説明を行なった。

 「リアルクロックナビゲーション」は、Webサイト上に用意された番組情報にあるテキストリンクを選択するだけで、対応する番組トピックが再生されるというもの。再生される番組はHDDレコーダ内に録画したもので、Webサイトからはトピック情報を記録した「iBOXタイムコード」を取得することとなる。

 JCCでは、同機能を利用して「大相撲中継」「トリビアの泉」「伊東家の食卓」の3番組をトピック別に再生できるWebサイトを用意するとともに、ユーザーが作成した番組別タイムコードの投稿も受け付けている。このほか、同機能はJCC製品に搭載される専用ブラウザや電子メールソフトを利用したタイムコードの共有・交換にも対応する。

 同社では「リアルクロックナビゲーション」「マトリックスTV」「Bepg」「過去番組表」や検索機能を総称し、「ブロードメディアグローバルタワー」というサービス名称でユーザーへの浸透を図るという。

 なお、同社では「リアルクロックナビゲーション」の技術およびサービス供与をアイ・オー・データ機器など数社に対し行なっており、「近日中に同機能を搭載した製品が他社から発表される予定」(JCC)としている。


JCCが作成した「リアルクロックナビゲーション」対応ページ ページ内に用意されたリンクを選択することで、番組内の指定した箇所が再生される

iBOXタイムコードは、開始点と終了点を指定して作成 電子メールに貼付して、やり取りも行なえる

関連情報

URL
  日本電算機
  http://www.jcc.co.jp/

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(村松健至)
2004/02/24 19:14
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