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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
NEC、低消費電力の5GHz帯無線LANに対応したRF-CMOSトランシーバを開発

今回発表された5GHz帯無線LAN対応RF-CMOSトランシーバ
 NECは、低消費電力の5GHz帯無線LAN対応RF-CMOSトランシーバを開発したと発表した。同社によれば、次世代ハイビジョンTVの高精細動画像も伝送可能であり、低消費電力モバイル機器の早期実現を目指して引き続き研究開発を行なうとしている。

 今回発表されたRF-CMOSトランシーバは、現在市場で流通する製品の受信消費電力370mWと比較して、110mWと約3分の1程度まで抑えられている。これは低電流動作時でも低雑音動作ができる新規回路の開発により実現したという。

 また、自動的に周波数を選択する周波数シンセサイザを新規に開発。これにより、IEEE 802.11aや、ヨーロッパの標準化団体「ETSI」が策定する無線LAN規格「HiperLAN2(HIgh PErformance Radio Local Area Network type2)」などといった5GHz帯(4.9~5.95GHz)を使用する全世界の無線LAN規格に対応できるとしている。

 このほか、周波数の利用効率向上のために新たに総務省が認可したチャネル選択機能(5/10/20MHz)の搭載や、2.6%の変調精度を実現している。さらに、ダイレクトコンバージョン方式の採用により小型・低コストでの実装も可能だという。

 NECでは、今回開発したRF-CMOSトランシーバを2.4/5GHz帯無線LANコンボ対応チップのほか、異なる周波数帯を使用する複数の通信方式対応するチップへの応用できるとし、引き続き研究開発を進めていく考えだ。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.nec.co.jp/press/ja/0402/2602.html


(村松健至)
2004/02/26 20:01
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