マイクロソフトは10日、Office XPを最新の環境にアップデートする「Microsoft Office XP Service Pack 3」(Office XP SP3)の提供を開始した。同社WebサイトおよびOffice Updateからダウンロード可能で、6月からはCD-ROM頒布サービスも行なわれる予定。
Office XP SP3でアップデート対象となるのは、Office XPおよびWord 2002、Excel 2002などの単体製品。これまでに発表されたOffice製品の修正のほか、同日に発表されたOutlook 2002の脆弱性の修正も含まれる。
アップデート方法としては、同社WebからOffice XP SP3のアップデートプログラムをダウンロードしてインストールする方法と、Office Updateにより自動的に現在利用しているOffice製品を確認してアップデートを行なう方法が用意されている。
また、これまではOffice製品にサービスパックを適用する場合、Office製品のCD-ROMが必要とされていたが、今回のOffice XP SP3からはCD-ROMを必要としない「フルファイルアップデート」も提供される。ただし、通常のアップデートファイル(約17MB)に比べて、フルファイルアップデートのファイルサイズは約65MBと大きくなっている。