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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
JR東日本の公衆無線LAN実験が3月17日終了。商用サービスは4月から

 JR東日本と日本テレコムは、公衆無線LANサービス「無線による、駅でのインターネット接続実験」を3月17日で終了すると発表した。日本テレコムでは商用サービスを4月から開始する予定だという。

 「無線による、駅でのインターネット接続実験」は、東京駅で2001年9月から12月まで実験サービスを開始。一時休止ののち、2002年2月から11月19日まで2度目の実験を再開した。現在は第3回目の実験で、他の公衆無線LANサービスとのローミングや対応プロバイダーの拡大を実施。当初は12月19日に終了予定だったが、数度の期間延長を繰り返していた。

 実験サービスの登録者数は約37,000人で、エリア数は31駅57カ所、協力プロバイダーは14社に達した。登録モニター3,681人を対象に行なったアンケートでは、利用ユーザーの約70%が会社員で、世代は20代と30代が60%、性別は男性が95%だったという。また、自宅のインターネット環境は約90%がブロードバンドだと回答した。

 外出先でのインターネット利用頻度は週1回程度が70%で、利用目的は「メール「乗り換え案内、運行情報入手」「最新ニュースの確認」が主だった。JR東日本と日本テレコムはこれらの意見を踏まえて、4月より商用サービスを開始する予定だ。なお、携帯電話での1DAY-IDパスワード取得サービスは3月16日、エキLANスポットとのローミングは3月14日で終了する。


関連情報

URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.jreast.co.jp/press/2003_2/20040306.pdf
  無線による、駅でのインターネット接続実験
  http://www.jreast.co.jp/musenlan/

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(甲斐祐樹)
2004/03/11 17:04
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