イージーシステムズジャパンとデジオンは、CD/DVDライティングソフトの最新版「Drag'n Drop CD+DVD 4 Power Edition」を開発した。PCショップやイーシステムズのWebサイト「ezSHOP」で4月23日から発売する。
Windows XP/2000/Me/98SEに対応し、価格は通常版が9,800円、アップグレード版が5,800円。ezSHOPでは、通常版と同様の機能を搭載したダウンロード版が5,800円となっている。さらに、機能を限定した廉価版「3BOX」(2,480円)や、「4BOX」(3,980円)を用意。MP3エンコード機能を搭載した「4BOX+MP3」(5,500円)も販売する。また、4月9日から22日かけて、ezSHOP限定で各500円の割引き先行ダウンロード販売を実施する。
「Drag'n Drop」シリーズは、ボックス型のユーザーインタフェイスが特徴的なDVD/CDライティングソフト。最新のDrag'n Drop CD+DVD 4 Power Editionでは、機能別に「Data BOX」「Music BOX」「Backup BOX」「Video BOX」の4つが表示するほか、平面的に表示される4つのボックスを1つの立方体として表示し、各面に機能を割り振る「All in One BOX」機能を導入。画面スペースを占有せずに各機能を操作できるようになった。
また、各ボックスに好きな画像を貼り付けられる「Picture in BOX」機能を搭載。「画像貼り付け機能はユーザーからの要望が多かった」ため、専用ツールを同梱し、デジタルカメラの画像などを「適宜拡大縮小して切り取り、貼り付けられる」という。さらに、エラー時のポップアップから直接Web上のFAQにジャンプする機能も導入した。
お馴染みのBOX型インターフェイス。透過部分を加え、各ユーザーのデスクトップにも調和するという
画像を切り取って、ボックスに貼り付けることも可能だ
ライティングエンジンに関しては、新たに「Pz MDK」を搭載。Pz MDKは、DVDに対応することを前提に開発された仏Prassi Technology社製ライティングエンジンだ。片面2層式のDVD+Rや大容量光ディスクレコーダ規格「Blu-ray Disc」にも対応できるとし、発表会場ではBlu-ray Discへの書き込みのデモを行なった。なお、現時点では、Drag'n Drop CD+DVD 4 Power Editionは、片面2層式のDVD+RやBlu-ray Discへの書き込みは利用できない。「2層式DVD+Rなどに対する書き込み機能の実装はしている。将来的に何らかの方法で機能を利用できるようにする」としている。