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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
総務省、ソフトバンクBBに行政指導。5月末までに再発防止策提出を要望

 総務省は、ソフトバンクBBに対して文書での行政指導を行なった。4月12日付けで同社から個人情報流出事件に関する報告を受けた内容を踏まえたもので、「個人情報保護の規定に違反する」として、遺憾の意を表明している。

 総務省の文書では、事件発生時に顧客情報データベースへのアクセス権限が135アカウントに付与されていたことや、アクセスログの保存件数が1週間しかなかったこと、入退室時の本人確認が不十分であったことを指摘。また、外部記録装置に保存できたこと、データベースにアクセスできる端末でのメール送受信を監視する機能がなかったことを挙げ、「データを外部に持ち出す手段を制限する措置が十分でなかった」とした。

 こうした、ソフトバンクBB社内の体制を、「電気通信事における個人情報保護に関するガイドライン」における個人情報の適正な管理を求める規定に違反するとコメント。「電気通信事業者は、個人情報の適正管理が強く求められる立場にある。それにもかかわらず、適正な管理がなされておらず、過去に前例がない大量の個人情報流出が発生したことは極めて遺憾」と非難した。さらに、「再びこのような事態が発生しないよう個人情報の適正管理の徹底を図り、再発防止に努めるように」と厳重注意をしている。

 総務省では、今後ソフトバンクBBによる再発防止策の実施状況や流出原因の解明状況を見守るという。「状況によっては、さらなる行政指導もあり得る」とし、再発防止策について2004年5月末までに報告することを要請している。

 このほか同省では、電気通信事業者協会、テレコムサービス協会、日本インターネット協会といった業界団体に対して、「個人情報の内部流出を防止するための措置の徹底」を要請した。これは、顧客情報データベースへのアクセス管理強化や、データの持ち出し手段の制限強化を要請するもの。総務省では、「3月12日に同様の要請を行なったが、その後も電気通信事業者の個人情報漏洩事案が相次いで発生する事態となっており、大変遺憾」とし、改めて周知徹底を図る方針だ。


関連情報

URL
  報道資料
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/040414_2.html

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(鷹木 創)
2004/04/15 15:48
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