本体性能としては、CPUに超低電圧版Celeron M 900MHz、チップセットにビデオ機能を内蔵したIntel製の855GMチップセット、約20GBのHDD、256MBのメモリを搭載。本体インターフェイスには、IEEE 802.11g準拠の無線LAN機能をはじめ、USB 2.0ポート×1、コンパクトフラッシュ(CF)Type2型スロット×1、メモリースティックスロット×1などを装備する。無線LAN機能は、Atheros Communicationsの無線LAN高速化技術「Super G」をサポート。また、他のVAIOに保存した動画ファイルを再生できる「VAIO Video Download Manager」や、Webページの表示を任意に拡大・縮小できる「Liquid Surf for VAIO」などのソフトウェアも付属する。
なお、ソニースタイル限定モデルとして「VAIO type U VGN-U70P」が、5月29日より発売される。販売予定価格は20万9,790円。VGN-U50と比較して、CPUに超低電圧版Pentium M 1GHz、メモリを512MBを搭載、OSにWindows XP Professionalを採用する点が異なっている。
あわせて、ソニーでは液晶ディスプレイ一体型の「VAIO type V」やDVD+R2層記録対応のDVD±RWドライブを搭載した「VAIO type R」など8モデルを発表。5月15日より順次発売され、価格はオープンプライス。一部製品を除き、ソニースタイル限定モデルも発売される。
付属のポートリプリケータ
折りたたみ式のキーボードやACアダプタ、専用ポーチなどが標準で付属する
19型液晶ディスプレイ付属の「VAIO type R VGC-RA70PL9」
20型ワイド液晶ディスプレイ一体型の「VAIO type V VGC-V201」
PCのほか、Webカメラやマウスなどの周辺機器も発表された
同日開催の発表会で参考出品された、7番組同時録画可能なHDDレコーダ「VAIO type X」。2004年内に発売予定とのこと