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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
東芝、同時2番組録画やネット経由ダビングに対応するDVDレコーダ2製品

「RD-XS53」(写真上)と「RD-XS43」(写真下)。本体デザインは開発中のもの
 東芝は、HDDへ同時2番組録画が可能なHDD搭載のDVDレコーダ「RD-XS53」と「RD-XS43」を8月1日より発売する。オープンプライスで、店頭予想価格はHDDを320GB搭載したRD-XS53が15万円前後、250GB搭載のRD-XS43が12万円前後。

 「RD-XS53」と「RD-XS43」は、DVD-RAM/-R/-RWのメディアに対応したレコーダ。MPEG-2エンコーダを2基搭載し、2番組を同時にHDDへ録画できる。本体チューナーには、地上アナログ×2、BSアナログ×1を装備する。最大録画時間はRD-XS53が約570時間、RD-XS43が約445時間(画質レート:MN1.0Mbps、音声モード:M1時)。HDDから4倍速対応DVD-Rへの録画番組ダビングは、最大32倍速で行なえる。

 RD-XS53はRD-XS43と比較して、HDD容量が異なるほかにCSデータ端子を搭載した点が特徴。同端子にスカイパーフェクTV!(スカパー!)対応チューナーを接続することで、DEPGからの番組予約をスカパー!チューナーの番組予約に反映できるほか、チャンネル切り替えもサポートする。なお、DEPGではペイ・パー・ビューサービス(PPV)の購入はできない。

 両機種とも、LANインターフェイスとして、10BASE-T/100BASE-TX×1ポートを装備。パソコン上から番組予約などが可能な「ネットdeナビ」に加え、新たに「ネットdeダビング」機能をサポートした。

 ネットdeダビング機能は、LANを介してRDシリーズ間で録画番組の無劣化ダビングを行なうもので、複数タイトルやチャプター単位でのダビングができる。ネットdeダビング対応機種はRD-XS53とRD-XS43の2機種で、東芝では今後発売するLANインターフェイスを搭載したHDDレコーダにも同機能を装備させる予定だという。なお、コピーワンス番組のダビングはできない。

 また、HDDレコーダ「RD-X4」を機能強化するソフトウェア「RD-X4機能拡張キット」をベースに、2番組録画予約に対応した電子番組表「DEPG」や「フォルダ機能」などを装備。HDDレコーダ「RD-XS33」に追加された使用頻度の高い機能をメニュー表示する「簡単ナビ」も搭載する。

 本体入力端子は、両機種ともにS映像×3、コンポジット×3、DV×1、アナログ音声×3。出力端子は、D2×1、S映像×2、コンポジット×2、アナログ音声×2、光デジタル音声×1を装備し、D-XS53ではD1入力×1、コンポーネント出力×1、同軸デジタル音声出力×1も搭載する。本体サイズは、2製品とも430×338×78mm(幅×奥行×高)で、重量はRD-XS53が6.6kg、RD-XS43が5.6kg。


ディスクトレイを開けたところ。カードリッジ付きDVD-RAMにも対応する 前面端子

「RD-XS53」背面 同梱のリモコン

番組ナビ画面。星マークのR1と月マークのR2と録画先が確認可能(*いずれの画面も開発中のもの) 番組予約が重なった場合には確認画面が表示される。ここから予約キャンセルや変更画面に移動できる

一覧・高速ライブラリダビング画面。ネットdeダビングでは、この画面からダビング先のRD製品を選択して行なう 同時録画可能な組み合わせ一覧

関連情報

URL
  東芝
  http://www.toshiba.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.toshiba.co.jp/about/press/2004_06/pr_j0901.htm
  関連記事:東芝、業界最薄のハイブリッドレコーダ「RD-XS33」[AV Watch]
  http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20040507/toshiba.htm


(村松健至)
2004/06/09 14:05
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