アサヒビールは13日、国内外の監督らによるショートフィルムをインターネットで配信するプロジェクト「THE SUPER DRY FILMS」を発表した。13日18時から配信する第1作目はスタートレックなどのプロデューサーを務めたラルフ・ウィンター氏がエグゼクティブプロデューサーを担当する「the BRIDGE」。2作目、3作目には伊原剛志や遠藤久美子、柏原崇らが出演する作品も提供する予定だ。視聴料は無料。なお、各ショートフィルムはWindows Media Playerを使用して再生し、配信帯域は300kbps、700kbps、1Mbpsを用意する。
THE SUPER DRY FILMSは、ショートフィルムのインターネット配信や、若手映画監督を応援するスカラシップ制度などで構成されるショートフィルムプロジェクト。アカデミー賞公認映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル」が世界中から集めたショートフィルムや、「アサヒスーパードライ」のブランドメッセージ「人に勇気を与える」「夢の実現に向けて頑張る人々を応援する」をテーマにしたショートフィルムをWebサイトで配信する。また、ショートショートフィルムフェスティバルのスカラシップパートナーとなり同映画祭ナショナル・コンペティション部門グランプリ作品に「スーパードライアワード」を授与。次回作の制作費として300万円を提供する。
THE SCOOPは、スクープを求める報道記者(柏原崇)が報道ヘリの操縦士(石橋凌)と偶然海上で炎上する船に遭遇する物語。飯田監督は、「Webのムービーとしては予算が大きい。一点豪華主義で通常の映画に負けない映像を制作するつもり」とアピール。「若い人にもチャレンジしてもらって、ステップにしてもらいたい」と呼びかけた。主演の柏原は、「単に熱いだけでなく、ぎらぎらした生々しい情熱をみせたい」と抱負を語る一方で、「ヘリコプターに乗っての高所や洋上でのロケがあるので、監督に安全面をお願いしている」と会場を笑わせた。